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メンタルヘルスリテラシー特別講演に登壇|企業研修に活かすストレス対策
企業や教育現場でメンタルヘルス研修を検討するとき、人事総務の担当者が気になるのは「専門的な内容を、社員や学生にわかりやすく伝えられる講師か」という点ではないでしょうか。
株式会社けんこう総研の代表タニカワ久美子は、INSTeM Convention 2024 Springにて、メンタルヘルスリテラシーをテーマにした特別講演に登壇しました。会場は、東京大学情報学環・福武ホールです。
この記事では、当日の講演テーマと、企業や教育現場のストレス対策研修にどのように活かせる内容だったのかを紹介します。

メンタルヘルスリテラシーをテーマにした特別講演
今回の特別講演では、心の健康を守るために必要なメンタルヘルスリテラシーをテーマに、ストレスとの向き合い方をお伝えしました。
メンタルヘルスリテラシーとは、自分や周囲の心の状態に気づき、必要なときに適切な対応を考えるための知識です。専門家だけが持つ知識ではなく、職場や学校で日常的に必要とされる力でもあります。
特に職場では、ストレスを感じている本人が「まだ大丈夫」と抱え込み、周囲も声をかけるタイミングを逃してしまうことがあります。そうした小さな見逃しを減らすためにも、メンタルヘルスリテラシーは大切です。
講演テーマ:感情労働とストレスを新しい視点で考える
当日の講演テーマは、「メンタルヘルスリテラシー~感情労働とストレスのゴールドスタンダード~」でした。
講演では、感情労働をサービス業だけの問題として扱うのではなく、すべての職種に関わる職場スキルとして捉え直しました。
たとえば、上司への報告、部下への声かけ、顧客対応、同僚との調整、会議での発言など、仕事の中では自分の感情をそのまま出すのではなく、状況に合わせて整える場面があります。
この感情の調整を、本人の我慢や性格の問題にせず、職場で学べる力として伝えることが、メンタルヘルスリテラシーの重要な視点です。
また、ストレスについても「健康に悪いもの」とだけ捉えるのではなく、集中力や成長につながる適度な負荷と、疲労や不調につながる過剰な負荷を分けて考える必要があります。
企業研修では、この違いを社員や管理職が理解できる言葉に置き換え、感情労働による負担を抱え込みすぎない職場づくりへつなげています。
ストレスを悪者にしない視点
講演では、ストレスを一律に悪いものとして扱わない考え方も取り上げました。ストレスには、疲労や不調につながるものもあれば、集中力や成長につながるものもあります。
大切なのは、ストレスをゼロにすることではありません。今の負荷が、本人にとって無理のある状態なのか、前向きに取り組める範囲なのかを見極めることです。
企業の研修でも、この視点は重要です。「ストレスを減らしましょう」だけでは、現場の実感とずれてしまうことがあります。仕事には責任、納期、対人関係、変化への対応があり、負荷そのものを完全になくすことはできません。
だからこそ、社員が自分の状態に気づき、管理職や人事総務が早めに支えられる職場づくりが必要になります。
企業や教育現場で求められる伝え方
メンタルヘルスの話は、伝え方によっては重く受け止められすぎることがあります。一方で、軽く扱いすぎると「自分の職場には関係ない」と思われてしまいます。
人事総務の担当者からは、「大切なテーマだとわかっているけれど、社員にどう伝えればよいか迷う」という相談を受けることがあります。特に、メンタルヘルス不調の予防、ストレスチェック後のフォロー、管理職の声かけなどは、社内で扱い方に迷いやすいテーマです。
タニカワ久美子の講演では、専門用語を並べるのではなく、日常の仕事で起きる疲れ、緊張、相談しづらさ、声のかけにくさに置き換えて説明します。社員が「自分にも関係がある」と受け止めやすい形にすることを大切にしています。
タニカワ久美子が研修現場で見てきたこと
タニカワ久美子は、企業研修の現場で、まじめな社員ほど不調のサインを出しにくい場面を見てきました。周囲からは「問題なく働けているように見える」ため、本人の疲労や不安が表に出るまで時間がかかることがあります。
また、管理職も「どこまで声をかけてよいのか」「個人的な問題に踏み込みすぎるのではないか」と迷うことがあります。メンタルヘルスリテラシーは、本人だけでなく、周囲が早めに気づき、必要な支援につなげるためにも必要です。
講演や研修では、こうした現場の迷いを前提に、心の健康を特別な話にせず、毎日の仕事の中で使える言葉に変えて伝えています。
講演実績を企業研修に活かすために
今回の特別講演は、メンタルヘルスリテラシーを、専門家だけの知識ではなく、職場や教育現場で共有できる実践的な知識として伝える機会になりました。
けんこう総研では、このような講演活動で培った内容を、企業のストレスマネジメント研修や管理職向け研修に活かしています。社員が安心して学べること、人事総務の担当者が社内で説明しやすいこと、そして研修後の行動につながることを重視しています。
メンタルヘルスリテラシーを職場に広げたい企業様には、社員向けのストレスマネジメント研修として、職場の状況に合わせた内容をご提案しています。