健康経営
イライラは危険信号|熱中症前に起きる“行動ミス”の正体
「最近、現場やオフィスでイライラしている人が増えている」
「集中力が落ち、ミスが増えている」
こうした変化はありませんか。
暑さが厳しくなる時期、
イライラ・だるさ・気分の重さといった変調は、
単なる疲労やストレスでは終わりません。
実はこれらは、
熱中症や重大事故の“一歩手前”に現れる行動予兆でもあります。
熱中症は「倒れる前」に行動として現れる
多くの現場では、
熱中症を「体調不良」や「倒れる出来事」として捉えがちです。
しかし実際には、
倒れる前に必ず次のような変化が起きています。
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判断が雑になる
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指示を聞き流す
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口調が荒くなる
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周囲への配慮が減る
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いつもならしないミスが出る
これらはすべて、
脳と自律神経の調整が崩れ始めたサインです。
「なんとなく不調」の正体は自律神経の乱れ
頭痛・肩こり・だるさ・めまい。
病院に行くほどではないが、調子が悪い。
この状態は、
専門的には 不定愁訴 と呼ばれ、
多くが 自律神経の乱れに起因します。
暑さ・湿度・緊張・ストレスが重なると、
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交感神経(アクセル)が入りっぱなし
-
副交感神経(ブレーキ)が効かない
という状態になります。
その結果、
感情のコントロール・注意力・判断力が低下します。
イライラは「性格」ではなく「危険兆候」
現場や職場で見られるイライラは、
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忍耐力の問題
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メンタルの弱さ
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性格の問題
ではありません。
暑熱ストレスがかかると、
脳は「生命維持」を優先し、
思考・配慮・冷静な判断を後回しにします。
つまりイライラは、
体が限界に近づいていることを知らせる防御反応です。
なぜ行動ミスが増えるのか
暑さによるストレスが続くと、
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自律神経
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ホルモン分泌
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免疫反応
が同時に変化します。
その結果、
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集中力が続かない
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周囲が見えなくなる
-
判断が短絡的になる
といった 行動変化が起きます。
この段階では、
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水分を取っても
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エアコンを調整しても
完全には戻りません。
危険なのは「気づいても止められない」こと
さらに問題なのは、
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本人が自覚しにくい
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周囲が注意しづらい
-
忙しさで流してしまう
という職場構造です。
結果として、
「なんとなく調子が悪そうだった」
「いつもと違った気はしていた」
という振り返りが、
事故後に必ず出てきます。
これは、
気づきの問題ではなく、判断基準が共有されていない問題です。
設備・水分では止められない領域がある
熱中症対策として、
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空調
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水分
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休憩
は当然重要です。
しかし、
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イライラ
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判断ミス
-
行動の雑さ
といった **“前兆段階”**は、
設備では止まりません。
必要なのは、
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どの変化を危険とみなすか
-
どの段階で声をかけるか
-
誰が止める判断をするか
という 行動と判断の共通化です。
だから「教育」が必要になる
イライラや行動ミスを、
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個人の問題
-
メンタルの問題
として扱っている限り、
同じことが繰り返されます。
近年、
熱中症対策の一環として
自律神経・ストレス・行動変化を扱う研修を
導入する企業が増えている理由はここにあります。
研修の目的は、
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正解を教えること
-
頑張らせること
ではありません。
「この状態は危険」「ここで止める」
という判断を職場で揃えることです。
行動ミスを未然に防ぐための研修相談
けんこう総研では、
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暑熱ストレスと行動変化の関係
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イライラ・判断低下の見極め方
-
現場で迷わない判断基準
を整理し、
事故前に止めるための実践型研修を提供しています。
「最近、ミスやトラブルが増えている」
「現場の雰囲気が荒れてきた」
そう感じた段階でのご相談が、
最も効果的です。
▶ 夏季・熱中症・行動ミス対策研修のご相談はこちら
https://kenkou-souken.co.jp/contact/
