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健康経営サポート

健康経営の効果を見える化!データで成果を最大化する方法

2024年9月25日更新

こんにちは、けんこう総研代表のタニカワ久美子です。
健康経営の推進にあたり、従業員の健康を守りつつ、企業の業績もアップさせる方法を模索している方も多いのではないでしょうか。
とくに、人事総務のご担当者の方々は、
健康施策がどれだけ業績に結びついているか、目に見える形で確認できないと、経営層への説明や予算獲得が難しいという課題に直面されていることと思います。

健康経営コンサルタントタニカワ久美子のコンサル風景

健康経営で成果を上げたい企業必見!けんこう総研代表タニカワ久美子が、従業員の健康と業績向上の関係性をデータ分析で明らかにする方法を解説します。回帰分析やパス解析を用いた具体的なアプローチをわかりやすく紹介し、企業の健康施策を成功に導くサポートいたします。

健康経営で成果を上げるには?データ分析で明らかにする戦略マップの関係性

そこで今日は、データ分析を活用して健康経営の効果を「見える化」する方法についてお話しします。専門的な統計分析の手法も簡単に解説しつつ、どう活用できるかについてもお伝えしていきます。

健康経営の「戦略マップ」とは?

まず、健康経営戦略マップとは、従業員の健康状態やストレス管理といった健康関連要素が、最終的に企業の業績にどうつながっているかを示すマップです。
たとえば、「健康状態が良い従業員はストレスが少なく、仕事の満足度が高くなり、結果として生産性や業績が向上する」という関係性を示しています。

しかし、これらの関係が直感的には分かっても、具体的にどの要因がどの程度業績に影響しているのかをはっきりさせるためには、定量的な分析が必要です。ここで役立つのが回帰分析やパス解析といった統計手法です。

回帰分析とパス解析で「見える化」する

回帰分析やパス解析って何でしょうか?
難しそうに聞こえますが、簡単に言えば、これらの方法はデータを使って「どの要素がどれだけ影響しているか」を数値化する手法です。

こんな疑問を持ったことはありませんか?

1.健康施策に投資したけれど、どのくらい業績に影響したのだろうか?
2.ストレス軽減プログラムは、生産性にどれだけ寄与してくれるのか?

回帰分析

回帰分析は、複数の要因が特定の結果にどう影響しているかを示すものです。
たとえば、従業員の健康状態が「業績」にどれくらい影響を与えるのか、ストレス管理の施策が生産性にどう関わっているのかを、データから導き出せます。

パス解析

パス解析は、それぞれの要因が直接的に、または間接的にどう影響しているかを解明します。
たとえば、健康状態がストレスを減らし、その結果、生産性が上がるというように、因果関係をより深く掘り下げて「つながり」を示します。

実際のデータで検証してみましょう

では、具体的にどのようにデータを使って分析したらよいでしょうか?
まずはデータを集めることが第一歩です。

必要なデータ例

1.従業員の健康状態(定期健康診断の結果や健康スコア)
2.ストレスレベル(ストレスチェック調査結果)
3.仕事の満足度(アンケート調査などで測定)
4.生産性(生産量や作業効率のデータ)
5.企業業績(売上高や利益などの財務データ)

これらのデータを分析することで、「従業員の健康状態が良いほど、ストレスレベルが下がり、それが生産性を通じて業績を向上させている」という関係性などが見えてきます。
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結果からの学びとフィードバック

分析の結果、健康経営施策が業績にどう影響しているかが明らかになれば、より効果的な施策を打ち出すことが可能になります。

たとえば、ある企業では、ストレス軽減プログラムに力を入れることで生産性が上がり、業績が向上することがデータから分かった場合、そのプログラムにさらに投資する判断がしやすくなります。逆に、思ったほど効果が出ない場合は、施策の見直しや他の対策を検討することが必要です。どの健康経営戦略が最も効果的であるか、そして改善の必要があるものはどれかを特定します。
これにより、今後の健康経営戦略の設計やリソース配分の最適化ができます。

健康経営の成功を目指して

健康経営は、従業員の健康を守るだけでなく、企業の持続可能な成長にも大きく寄与します。
それには、感覚だけで施策を進めるのではなく、データに基づく意思決定が成功のカギです。

けんこう総研では、こうしたデータ分析のサポートも行っています。もし自社の健康経営の効果を「見える化」したい、あるいはどの施策が効果的か迷っているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。従業員の健康と業績の両立を目指して、けんこう総研が全力でサポートします。

健康経営の道のりは長いかもしれませんが、データの力を活用することで確かな成果が得られます。
次の一歩を踏み出すために、一緒に進んでいきましょう。

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