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ストレスが強い時に行う呼吸法を産業ストレス専門家が解説

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ストレス性痛み・コリ改善(セルフケア/タニカワメソッド)

ストレスが強いときに呼吸が身体反応を左右する理由

強いストレス時に呼吸が身体反応を左右する理由

呼吸は、酸素を取り入れるための単純な生理機能ではありません。
実際には、呼吸は自律神経活動と密接に結びついており、心理的ストレスがかかった際の身体反応を直接左右します。

強い緊張や不安を感じたとき、呼吸は浅く速くなりやすくなります。
このような呼吸パターンは、情動の変化に伴って自動的に生じるもので、「情動呼吸」と呼ばれます。情動呼吸が過度に続くと、呼吸と自律神経反応が過剰に結びついた状態となり、身体は常に緊張状態を維持しやすくなります。

特に、呼気よりも吸気が優位になり、呼吸が速く浅くなる状態では、体内の二酸化炭素濃度が低下しやすくなります。
その結果、血管収縮や筋緊張が起こり、しびれ、ふるえ、違和感といった身体症状が生じやすくなります。
この反応は、ストレス性の痛みやコリが形成される生理的基盤の一つと重なります。

重要なのは、呼吸が「ストレスの結果」ではなく、「ストレス反応を維持・増幅する要因」として働く点です。呼吸の乱れが続くことで、自律神経の切り替えが妨げられ、筋緊張や循環不全が長引きやすくなります。その結果、軽度の刺激であっても、痛みやコリとして強く自覚されやすくなります。

このような状態では、呼吸が自然に深まり、過剰な換気状態から離れることが、身体反応を落ち着かせる重要な契機となります。
呼吸の質が変化することで、自律神経反応が調整され、過剰な緊張状態から回復しやすくなります。

呼吸がストレス反応や身体症状にどのように関与しているのかを理解することは、ストレス性の痛みやコリがなぜ慢性化しやすいのかを捉える上で不可欠です。
これらの関係性については、ストレス性痛み・コリの発生メカニズム解説で詳しく述べています。

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