健康経営
新入社員向け動画研修|入社前後の健康リテラシーをそろえる
新入社員研修では、入社前後に伝えたい健康情報が多くあります。ストレスへの気づき方、生活リズムの整え方、相談先の確認、仕事で疲れをため込まないための基本行動。どれも大切ですが、集合研修だけでは、欠席者や中途入社者に同じ内容を届けにくいことがあります。
人事総務・健康経営担当者の方からは、「新入社員に健康リテラシーを身につけてほしい」「入社前に見られる動画教材がほしい」「集合研修の前に基礎知識をそろえたい」という相談を受けることがあります。
この記事では、新入社員向け動画研修を使って、入社前後の健康リテラシーをそろえる方法を見ていきます。
新入社員向け動画研修が必要になる場面
新入社員研修は、入社式後の集合研修だけで完結しにくくなっています。配属先が分かれている企業、拠点が複数ある企業、中途入社がある企業では、全員に同じタイミングで同じ内容を伝えることが難しくなります。
特に次のような場面では、アーカイブ動画研修が役立ちます。
- 入社前に基本的な健康知識を伝えておきたい
- 欠席者や途中入社者にも同じ内容を届けたい
- 集合研修の前に、ストレスケアの基礎をそろえたい
- 配属後に必要なときだけ復習できる教材を用意したい
- 人事総務の説明負担を減らしながら、新入社員支援を続けたい
動画研修の役割は、集合研修の代わりにすべてを済ませることではありません。新入社員が同じ土台から学べるようにすることです。
入社前後にそろえておきたい健康リテラシー
新入社員に必要な健康リテラシーは、難しい医学知識ではありません。働き始めたばかりの時期に、自分の体調や気持ちの変化に気づき、早めに相談や対処につなげる力です。
動画研修では、次のような基礎をそろえておくと、配属後の支援につなげやすくなります。
- 入社初期に起こりやすい緊張や不安を知る
- 疲れやストレスのサインに気づく
- 睡眠不足や生活リズムの乱れを放置しない
- 困ったときの相談先を確認する
- 仕事中にできる軽いストレッチや呼吸法を知る
- ストレスをすべて悪いものと決めつけない
入社直後は、本人も「何が不安なのか」を言葉にしにくい時期です。動画で事前に基本を学んでおくことで、集合研修や面談のときに相談しやすくなります。
動画研修だけで終わらせない理由
新入社員向け動画研修は便利ですが、動画を見せるだけでは職場での行動に残りにくいことがあります。大切なのは、動画で基礎をそろえたうえで、集合研修やフォロー面談につなげることです。
動画研修と集合研修を組み合わせると、次のような使い方ができます。
- 動画研修:ストレスケアや健康リテラシーの基礎を学ぶ
- 集合研修:自分の職場に置き換えて考える
- 面談:入社後の不安や困りごとを確認する
- 配属後フォロー:疲れや相談しづらさが出ていないかを見る
動画は、新入社員が同じ知識を持つための入口です。実際の不安や困りごとは、配属後に出てくることが多いため、人事総務や管理職のフォローと合わせて使う必要があります。
新入社員が動画研修で学びやすくなる工夫
新入社員向けの動画研修は、長すぎると最後まで集中しにくくなります。入社前後は、覚えることが多く、会社のルールや業務知識だけでも負担があります。
そのため、健康リテラシーの動画研修では、短く、具体的で、あとから見返しやすい構成にすることが重要です。
- 1本あたりの視聴時間を長くしすぎない
- 専門用語を増やしすぎない
- 「入社後によくある場面」から話す
- 自分の状態を確認できる問いを入れる
- 相談先や次の行動を明確にする
新入社員にとって大切なのは、完璧に理解することではありません。「困ったときに見返せる」「相談してよいとわかる」状態を作ることです。
人事総務が動画研修導入前に確認したいこと
新入社員向け動画研修を導入するときは、動画の内容だけでなく、社内でどう使うかまで決めておく必要があります。
- 入社前に視聴してもらうのか、入社後に視聴してもらうのか
- 視聴後に確認するアンケートや面談があるか
- 欠席者や中途入社者にも同じ動画を案内できるか
- 配属先の管理職にも内容を共有するか
- 集合研修や対面研修とどう組み合わせるか
- 視聴後に相談先を案内できるか
動画研修は、配信して終わりにすると効果が見えにくくなります。人事総務が、視聴後の反応や相談につなげる流れを持っておくことで、新入社員支援として使いやすくなります。
タニカワ久美子の企業研修で重視していること
タニカワ久美子の企業研修では、動画研修を「見るだけの教材」として扱いません。現場で見ていると、新入社員は入社直後に多くの情報を受け取り、何を相談してよいのかわからなくなることがあります。
そのため、動画研修では、知識を詰め込むよりも、「自分の状態に気づく」「困ったときに相談する」「小さなセルフケアを試す」という行動につながる内容を重視しています。
また、集合研修と組み合わせる場合は、動画で基礎をそろえたうえで、対面では新入社員が自分の言葉で不安や疑問を出せるようにします。人事総務の担当者からも、動画と対面研修を分けて使える点を評価されています。
ハイブリッド研修として使うと定着しやすい
新入社員向けの健康リテラシー研修は、動画と対面を組み合わせることで定着しやすくなります。
動画研修では、全員が同じ内容を学べます。一方、対面研修では、職場で起こりやすい不安や相談しづらさを、具体的に扱えます。この2つを組み合わせることで、新入社員が知識を自分の働き方に置き換えやすくなります。
- 入社前:動画で基礎知識を学ぶ
- 入社直後:集合研修で職場の相談先を確認する
- 配属後:面談やフォローで困りごとを確認する
- 入社後しばらくしてから:動画を見返して復習する
新入社員研修は、入社式の時期だけで終わるものではありません。動画を活用することで、必要なときに同じ内容へ戻れる支援を作ることができます。
新入社員向け動画研修は、入社前後の支援をそろえる方法です
新入社員向け動画研修は、健康経営の取り組みとして、入社前後の健康リテラシーをそろえるために活用できます。
集合研修だけでは伝えきれない内容も、動画を使うことで、欠席者や中途入社者にも同じように届けやすくなります。さらに、対面研修や面談と組み合わせることで、新入社員が不安を一人で抱え込まない支援につながります。
人事総務・健康経営担当者は、動画研修を単なる配信教材ではなく、新入社員が安心して働き始めるための土台として活用していきましょう。
新入社員向けの動画研修やストレスケア研修を検討している人事総務・健康経営担当者の方へ
けんこう総研では、新入社員が入社前後にストレスや疲れに気づき、相談やセルフケアにつなげるストレスマネジメント研修を行っています。オンライン・動画・対面を組み合わせた研修設計にも対応しています。
