熱中症対策
マスク着用が続く現場ほど危険|見落とされがちな“ストレス型熱中症”
マスク着用が続く現場ほど危険
見落とされがちな「ストレス型熱中症」という盲点
熱中症対策というと、
「屋外作業」「炎天下」「直射日光」を想像されがちです。
しかし実際には、
屋内で、長時間マスクを着用し続ける職場ほど、
熱中症リスクが見落とされやすいという現実があります。
特に、接客・サービス業、窓口業務、コールセンター、医療・介護現場など、
「冷房がある」「座っている」「安全そうに見える」職場で、
体調不良の申告遅れや判断ミスが起きています。
マスク着用が「熱中症リスク」になる理由
マスク着用が続くと、次の条件が重なります。
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呼気によってマスク内が高温・高湿度になる
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皮膚からの放熱が妨げられる
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呼吸が浅くなり、疲労が蓄積する
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不快感や息苦しさがストレスとして蓄積する
この状態が続くと、
体は 「静かに、確実に」限界へ近づきます。
冷房が効いていても、
換気のために窓を開ければ湿度は上がります。
通勤電車や室内移動でも、
体温と心拍は想像以上に上昇しています。
危険なのは「気づけない」「言い出せない」こと
マスク着用下の熱中症が厄介なのは、
本人も周囲も異変に気づきにくい点です。
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顔色が分かりにくい
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汗が見えにくい
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「大丈夫です」と言ってしまう
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忙しくて声をかけにくい
結果として、
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頭がぼんやりする
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判断が鈍る
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ちょっとしたミスが増える
といった 行動の変化として現れます。
これは、
水分や空調だけでは防げない段階です。
「のどが渇いてから飲む」では間に合わない
現場でよく聞かれるのが、
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「のどが渇いたら飲めばいい」
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「本人の申告を待っている」
という対応です。
しかし、のどの渇きは
すでに脱水が始まってから出るサインです。
さらに、
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一気飲みは水中毒のリスク
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胃腸への負担
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頻尿による悪循環
を招くこともあります。
ここで問題になるのは、
知識の不足ではなく、判断基準が揃っていないことです。
マスク着用下の熱中症は「ストレス型」
マスク着用が続く現場では、
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暑さ
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湿度
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呼吸負荷
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緊張
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我慢
が同時に重なります。
これは、
身体的負荷と心理的ストレスが同時進行する状態であり、
いわゆる「ストレス型熱中症」と呼ばれるリスク構造です。
このタイプの熱中症は、
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本人の自覚が遅れる
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周囲が判断しづらい
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対応が後手に回る
という特徴があります。
なぜ「教育」が必要なのか
マスク着用下の熱中症対策は、
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エアコン
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水分
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ポスター
だけでは不十分です。
必要なのは、
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どの状態で声をかけるか
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どの段階で休ませるか
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管理職と現場の役割分担
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「外していい」「止めていい」判断の共通化
つまり、
行動と判断を揃えるための教育です。
マスク着用現場で研修を導入する企業が増えている理由
近年、
マスク着用が常態化する職場ほど、
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体調不良の早期発見
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判断の属人化防止
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現場の声かけ強化
を目的に、
外部研修を導入する企業が増えています。
それは、
「知識を教えるため」ではなく、
現場判断を揃えるためです。
マスク着用・夏季安全に関する研修のご案内
けんこう総研では、
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マスク着用が続く職場特有のリスク
-
ストレス型熱中症の構造
-
現場で迷わない判断基準
を整理し、
行動に落とし込む実践型研修を提供しています。
「今年の夏、どこまで対策すべきか」
「自社の場合、何が弱点か」
そうした整理段階からのご相談でも問題ありません。
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