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健康経営のアプローチで成果を出すために、本当に必要な実務とは

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健康経営のアプローチで成果を出すために、本当に必要な実務とは

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こんにちは、けんこう総研のタニカワ久美子です。

健康経営に関する情報発信を続ける中で、
「もっと実務の話が知りたい」
「現場で本当に使える視点を教えてほしい」
という声を多くいただいています。

今回は、
健康経営のアプローチとして、どのような実務を設計すれば成果につながるのか
という点に絞って整理します。

健康経営がうまくいかない企業の多くは、
理念や宣言は掲げているものの、
実務の設計が追いついていません

本記事では、
コンサルタントがあまり触れない視点も含めて、
健康経営を「実施できる状態」にするための実務を解説します。

健康経営推進スタッフ

健康経営は「宣言」だけでは機能しません。成果を出すには、現場で回る実務設計が不可欠です。

健康経営が「実施できない」企業に共通する構図

「健康宣言」を掲げる企業は年々増えています。
しかし、その多くが次の壁にぶつかります。


・宣言したが、何から手を付けてよいか分からない
・現場が動かず、形骸化している
・担当者の負担だけが増えている

ここで問題になるのは、
健康経営そのものではありません。


健康経営を“どう実行するか”という実務が設計されていない

ことです。


健康宣言をめぐる、よくあるズレ

健康経営の導入支援の現場では、
次のようなやり取りをよく見かけます。

コンサルタント
「健康宣言はもっと前面に出すべきです。PRが重要です。」
担当者:
「実現できるか分からないことを宣言しても大丈夫でしょうか?」
コンサルタント
「まずは宣言することが大切です。中身は後から考えましょう。」

この会話が象徴しているのは、
PR先行型の健康経営です。

もちろん、健康宣言は
企業の姿勢を社内外に示す重要な要素です。

しかし、
実務が伴わない宣言は、
担当者と現場に不安と負担を残します。


健康経営における「実行力」とは何か

健康経営の優良企業として評価されるために、
本当に求められているのは、
派手な演出ではありません。


自社のリソースで、実際に回せる取り組みになっているか

です。

健康経営のアプローチで成果を出す企業は、

  • できることと、できないことを整理している
  • 現場の業務と無理なく接続している
  • 小さな改善を積み重ねている

こうした現実的な実務設計を行っています。


成果が出る健康宣言には「編集力」が必要

多くの健康宣言が似通ってしまう理由は、
言葉だけを並べているからです。

成果につながる健康宣言には、
編集力が求められます。

編集力とは、

  • 自社の実情に合ったテーマを選ぶ
  • 実際に起きた出来事を素材にする
  • 経営者の判断や行動を具体的に示す

といった、
実務と結びついた構成力です。

例えば、

「安全衛生月間において、
経営者が現場の声を受けて〇〇の改善を決定し、
その結果、〇〇という仕組みが定着した」

このような実例を盛り込むことで、
健康経営は“現実の取り組み”として伝わります。


社員の行動が変わる健康経営アプローチ

健康経営の実務で最も重要なのは、
社員の行動が変わるかどうかです。

単に
「労働時間を短縮しました」
「制度を導入しました」
と伝えるだけでは、
現場の行動は変わりません。

なぜその取り組みを行ったのか。
何が改善されたのか。
仕事の進め方がどう変わったのか。

これらが共有されて初めて、
健康経営は「自分ごと」になります。


健康経営のアプローチは一つではない

健康経営の進め方に、
正解は一つではありません。

積極的に外部へ発信する企業もあれば、
控えめながら着実に取り組む企業もあります。

重要なのは、
自社の文化や規模に合ったやり方を選ぶことです。

大切なのは、
派手さではなく、
続けられる実務設計です。


実務から始める健康経営が、結果を生む

健康経営は、
企業イメージを良くするための施策ではありません。

社員が健康に働ける環境を整えることで、
結果として、

  • 業務の安定
  • 生産性の向上
  • 組織の持続性

につながっていきます。

健康経営を実施できない企業と、
成果を出している企業の違いは、
実務をどう設計しているかにあります。

宣言から始めるのではなく、
実務から積み上げる健康経営へ。

その視点こそが、
中小企業にとって最も現実的なアプローチです。

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