健康経営
従業員のメリット実感率59%が示す健康経営の本質 ― なぜ「施策をやっても成果が出ない企業」が生まれるのか
健康経営は、認定を取得すること自体が目的ではありません。
本来の目的は、従業員の行動と職場の意思決定が変わり、結果として企業の持続的な成長につながることにあります。
しかし現場では、「制度は整えた」「施策も実施している」にもかかわらず、
従業員が“効果を実感していない健康経営”が少なくありません。

その実態を端的に示すのが、従業員のメリット実感率59.3%というデータです。
従業員の約4割は「健康経営のメリットを感じていない」という現実
全国の中小企業で働く20代〜60代の従業員を対象とした調査では、
健康経営に取り組む企業であっても、
- 「メリットを感じる」
- 「どちらかというと感じる」
と回答した従業員は59.3%にとどまりました。
裏を返せば、約4割の従業員は“健康経営の恩恵を実感できていない”状態にあるということです。
これは、健康経営そのものが否定されているのではありません。
設計と運用のズレが、成果を見えなくしているのです。
従業員が実感する健康経営の効果は「制度」ではなく「職場の変化」
同調査で、健康経営のメリットとして最も多く挙げられたのは
「仕事へのモチベーションが高まった(54.3%)」でした。
さらに、従業員が実感している具体的な変化としては、
- 有給休暇を取りやすくなった
- 残業が減り、業務に集中できるようになった
- フレックスや在宅勤務が定着し、働き方を選べるようになった
といった、日常業務レベルの変化が挙げられています。
重要なのは、これらは単なる福利厚生ではなく、
業務設計・マネジメント・評価の在り方が変わった結果だという点です。
なぜ「やっているのに成果が出ない健康経営」が生まれるのか
従業員のメリット実感率が6割にとどまる企業には、共通する構造があります。
- 施策が戦略やKPIと結びついていない
- 経営層と現場で健康経営の目的が共有されていない
- 効果測定が「実施したかどうか」で止まっている
この状態では、健康経営は「良いことをやっている感」で終わり、
従業員の行動変容にも、生産性指標にも反映されません。
健康経営を機能させるには、
戦略 → KPI → 従業員の実感が一本の線でつながる設計が不可欠です。
健康経営は「従業員の実感」を起点に再設計すべき経営戦略である
健康経営が企業にもたらす本当の価値は、
- 生産性の向上
- 人材定着率の改善
- 組織の意思決定スピード向上
といった、中長期の経営指標に現れます。
その起点となるのが、従業員一人ひとりの
「働きやすさが変わった」「仕事の質が上がった」という実感です。
59%という数字は、健康経営の可能性と同時に、
設計次第でまだ大きく伸ばせる余地があることを示しています。
けんこう総研が重視するのは「実感がKPIに変換される健康経営」
けんこう総研では、健康経営を
「やったかどうか」ではなく
「従業員の行動と数値がどう変わったか」
で評価します。
制度導入・研修実施で終わらせず、
従業員の実感 → 行動変化 → KPI → 経営成果までを一貫して設計・伴走します。
健康経営を“認定対応”で終わらせたくない企業、
本当に成果につながる健康経営を構築したい企業は、
ぜひ一度、専門家と現状を整理してみてください。
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導入検討段階でも、既に取り組み中でも構いません。
貴社の健康経営が「従業員の実感」と「経営成果」につながる形になるよう、
タニカワが直接お話を伺います。