キーワード “感情労働”に関する記事
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2022年1月1日更新 感情労働/タニカワのストレス研究vol.4
「感情労働(emotional labor)」とは「肉体労働」「知的労働」に次ぐ「第三の労働」です。 1983年 アメリカの社会学者 A.R.ホックシールドの『The Managed Heart ― Commercialization of Human Feeling』によってこの概念が提唱。 労働者の感情管理技術が雇用組織の利益向上のために有用であり,それまで「感情=非合理的」と考えられて……
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2021年12月25日更新 教員の感情労働/ ストレス研究ノートvol.1
教員のメンタルヘルス不調は過去最高 教職員のメンタルヘルス疾患での休職は、過去最高の4,675人(61.1%)と発表がありました。(2006年の文部科学省調べ)私も専門学校や大学に出講して教鞭をとっているので、教職員業務のストレスは痛いほどわかります。 そして、2020年から始まったCOVID19により、教育現場は、多様化して、問題は深刻化を極めてきています。仕事の物理的な忙しさだけでなく、精……
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2021年9月7日更新 オンラインZOOM研修/これからの職場で必須な感情労働ヘルス対策
ここ最近、様々な企業様の現場に行き、お話しを伺う中で一番多い健康問題の要素が同じだと認識していることがあります。先日もそうでした。「タニカワ先生、うちの社員の殆どは、 パソコンが一人一台割り当てられていて、社内の人間と話をするのはメールだし、顔を合わせるのもパソコンのモニターだけです。そういう働きかた環境だと、同僚とか下手すると、同じチームのメンバーにだって助けなんて期待できなくて、自分でな……
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2021年9月4日更新 ZOOMオンライン研修/感情ストレスを知るとメンタルが健康になる
「タニカワ先生、今、手掛けている社内での健康教育が難航していまして、どう対応すればいいのか、何かいい方法とかありませんか?」長年、企業の健康保険に在籍されている40代の保健師の方のご相談の言葉です。社内健康教育で重要なことは、「職場に浸透させる」ということです。 医療現場にも使われるようになったホスピタリティ 経営において、ホスピタリティこそが経営の革新だなどと仰る人もいます。「ホスピタリティ……
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2021年9月3日更新 オンライン研修オンデマンド型ライブ型/メンタルヘルス不調には抗うつ薬よりも軽運動
散歩などの軽い運動を継続的に行っている人は、うつ病などのメンタルヘルス不調になりにくいことが現在、明らかになっています。 運動をすると、日頃の悩みや不満を軽くなることは、このコラムをご覧の方にも経験があるのではないでしょうか。 さらには運動を通して、仲間とのコミュニケーションを交わせる良い機会にもなります。 このように運動は、運動不足が原因の糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の予防だ……
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2021年8月29日更新 在宅勤務のオンライン研修/感情労働という働き方の悩みと不安は
皆さまは、肉体労働と頭脳労働の他に、「感情労働」という働き方があることをご存知ですか? 感情が、働くうえで不可欠な要素で、個人の感情が職務をするうえでルール化されている職業のことを言います。肉体労働や頭脳労働にプラス「感情の抑制や鈍麻、緊張、忍耐などが絶対的に必要」とされる職業です。第三次産業であるサービス業が拡大する現代社会で、この感情労働の割合は増加しています。感情労働とは、どんな職種の……