キーワード “感情労働”に関する記事
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2022年3月10日更新 認知再構成法を用いた介入評価/ストレス文献memo
目的:感情対処傾向の変容効果を検証 認知再構成法を用いたWeb版教育プログラムを実施した.介入評価 研究デザイン 対照群を設置しない非ランダム化前後比較 研究対象者 感情労働の中でも最もストレスが高いとされる表出抑制を,多く体験しているのが若い看護師で,年齢・性別・勤務病棟(手術室勤務を除く)不問の経験年数10年未満. サンプルサイズは,効果量0.25,有意水準5%,検出力……
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2022年3月9日更新 バーンアウトの構造と日本版 MBI-ESの結果/ストレス文献
“情緒的消耗感”・“個人的達成感”・“脱人格化”の 3 つの潜在特性を仮定した項目反応モデル 教師を対象にした先行研究 “情緒的消耗感”と“脱人格化”はしばしば明確に分離できないことが問題 日本版 MBI-ES ではこれらに強い正の相関関係があったものの、原版通り異なる潜在特性として区別できる。これは,MBI には原版通り 3 つの因子を想定することが妥当であるという メタ分析の結果と合致……
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2022年3月8日更新 まじめで努力家が陥りやすいバーンアウト/ストレス研究メモvol.21
バーンアウトはまじめで努力家がなりやすいストレス不調 バーンアウトとは、対人サービスにおいて相手からの感情面の要求に応えようとする努力家が多く発症するものです。仕事の真面目な程度とバーンアウトは、相関関係が見られまる。 感情労働には、表層演技と深層演技の2種類ある。 表層演技の仕事とは、感情ではなく声や笑顔といった表出行動を仕事中に行うことです。 深層演技の仕事とは、本心を隠すことで職……
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2022年3月7日更新 教師のメンタルヘルス/ストレス研究MEMOVol.20
教師などのヒューマン・サービス従事者のメンタルヘルス評価 バーンアウト(burnout) =Freudenberger(1974)によって提唱されたストレス反応の バーンアウトの測定尺度(Maslach & Jackson, 1981) 1.ヒューマン・サービス従事者用(MBI-HSS:Human Service Survey) 2.教 師 用(MBI-ES: Educator……
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2022年2月22日更新 教員のメンタルヘルス問題/ストレス研究MEMOVol.17
文部科学省(令和2年度)発表では、教員のメンタルヘルス疾患による病気休職者数は、5,180人 メンタルヘルス疾患の原因として、学校を取り巻く問題は多様化・深刻化を極め、教員の物理的な多忙のみならず精神面での疲労が増大している。 メンタルヘルス疾患に陥る精神的疲労感には、従来は、教育・医療・福祉等の看護時などの対人援助職従事者が陥りやすいバーンアウトと呼ばれる精神的高疲労のみだった。 バー……
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2022年1月3日更新 教員のバーンアウト/ストレス研究ノートvol.5
文部科学省(2007) 教員の病気休職者のうち精神性疾患による休職者は、過去最高の4,675人(61.1%) 教員の精神的疲労感は、教育・医療・福祉等の対人援助職従事者が陥りやすい「バーンアウト」研究は蓄積されている。 バーンアウト=感情面で、相手への要求に応えようと努力し続け心身が疲弊してしまう情緒的消耗感(emotional exhaustion)であること。 特に教員の燃え尽き率は、……