「心」「カラダ」を支えるけんこう総研ストレスマネジメント

  • 定期的な運動は急性ストレスに対する精神的回復力についての研究

    きのうに引き続いて、定期的な運動は、健康な人の急性ストレスに対する精神的な回復力と関連しているのかの研究の解説です。 米国イリノイ州シカゴ、シカゴ大学精神医学および行動神経科学部門人間行動薬理学研究室のエマ氏とハリエット氏の研究論文です。 定期的な身体運動をした人としなかった人の間で、急性心理社会的ストレス要因に対する心理生理学的反応を比較しています。 [caption id="atta……


  • EustressとDistressの評価: MEDS尺度の開発とその効果#2

    研究論文紹介 現代社会では、快ストレス(Eustress)と不快ストレス(Distress)の識別が、個人のウェルビーイングとパフォーマンスへの理解を深める上で重要です。この文脈で、MEDS(Measure of Emotional, Physical, and Behavioral Markers of Eustress and Distress)尺度の開発が注目されています。本稿では、MED……


  • ストレス研究Vol.133インターオセプションによる新たな視点

    今日2024年4月に発表されたばかりの最新論文をご紹介します。この論文は、ウエアラブルデバイスや自己追跡技術の新しい視点を提供しています。論文のタイトルは「心拍を感じる:インターオセプションの統合による自己追跡技術に関する新たな視点」で、デジタル技術が健康管理に与える影響について詳しく解説されています。 [caption id="attachment_1773" align="alignno……


  • 介護職の感情労働/ストレス研究memo

    こんにちは。けんこう総研のタニカワです。さて今日は昨日の「介護士さんの感情労働は同僚間でストレスを高めることが多いよ」と言うお話しのつづきです。なお、このmemoは論文発表にもとづくものなので、本ブログではお話しの内容をわかりやすくするよう私の経験や解釈も交えながら書いています。 感情労働の難しさは、顧客との共有時間 感情労働は、被介護者や患者さん、お客様などとの「共有時間」が感情労働の困難さ……


  • ストレスと睡眠:特定のニューロンの働きで不安を軽減

    この記事は、働く人の健康管理とストレスコントロールに長年携わっているけんこう総研タニカワの執筆です。このストレス研究の最前線記事を通して、皆さまがストレスに強くなるための実践的な方法をご提供しています。 [caption id="attachment_3268" align="alignnone" width="600"] オフィス環境で睡眠の質向上を目指したストレス研修。従業員のウェルビー……


  • 看護実践に求められる感情労働ストレス文献

    感情労働に伴う感情対処育成のためのWeb版教育プログラムの検討(原著) キーワード: 感情労働/感情対処/Web版教育プログラム/認知再構成法 看護実践に求められる感情労働とメンタルへルス 精神障害の労働災害保険請求件数は増加傾向⇒労働者のメンタルヘルスが社会的問題⇒看護師のメンタルヘルス対策は喫緊の課題 看護師の職務ストレス 1.量的労働負荷(過重な仕事量や長時間におよぶ仕事の継続……


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