キーワード “ストレスケア”に関する記事
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2022年1月9日更新 ストレスと精神的健康/ストレス研究ノートol.13
ストレスのネガティブな精神的健康と、ポジティブな精神的健康では、質的な異なりが影響している可能性がある。 認知行動療法やこれまでの国の取り組みでは、ストレスのモニタリングを単に促進すべきものとして捉える傾向 ⇒モニタリングの精神的健康に対するアンビバレントな機能と共に,媒介変数としての適応的諦観の重要性が示唆。 諦観 ただ単に諦めることが非適応に繋がる場合があることは数多く指摘されてい……
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2022年1月9日更新 諦観はストレス対策か/ストレス研究ノートvol.12
諦観に関する先行研究 諦観(ていかん)の定義=「自己や状況のネガティブな側面をそのまま受け入れつつも、そこにこだわらない前向きな態度」 必ずしも物事の現状をポジティブな枠組みで捉え直すことではなく、あくまで現状のネガティブな側面はネガティブなまま、あるがままに受け入れるといった楽観 的な諦観をもって思い悩まないという認知的態度。 ⇒適応的諦観が、社会的な規範意識を根強く有する日本人にとって……
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2022年1月3日更新 教員のバーンアウト/ストレス研究ノートvol.5
文部科学省(2007) 教員の病気休職者のうち精神性疾患による休職者は、過去最高の4,675人(61.1%) 教員の精神的疲労感は、教育・医療・福祉等の対人援助職従事者が陥りやすい「バーンアウト」研究は蓄積されている。 バーンアウト=感情面で、相手への要求に応えようと努力し続け心身が疲弊してしまう情緒的消耗感(emotional exhaustion)であること。 特に教員の燃え尽き率は、……
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2021年12月31日更新 ストレス研究ノートvol.3
ストレスについて、整理すると、「ストレスに対処する資源どのくらい備わっているか」がメンタルヘルスにとって重要なことがわかります。 日本は学術研究における「感情労働のストレス」を検討する研究自体が多くありません。 事例 ・ CiNii の論文検索で「感情労働」をフリーワード検索してみると、該当する研究はわずかに 19 編(うち査読付論文は 9 編)。 ・APA PsychInfo で対処……
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2021年12月25日更新 教員の感情労働/ ストレス研究ノートvol.1
教員のメンタルヘルス不調は過去最高 教職員のメンタルヘルス疾患での休職は、過去最高の4,675人(61.1%)と発表がありました。(2006年の文部科学省調べ)私も専門学校や大学に出講して教鞭をとっているので、教職員業務のストレスは痛いほどわかります。 そして、2020年から始まったCOVID19により、教育現場は、多様化して、問題は深刻化を極めてきています。仕事の物理的な忙しさだけでなく、精……
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2021年12月11日更新 ストレスマネジメント社員研修(メンタルヘルス支援)
「ストレス解消くらい誰でもできる」と思っていませんか? 「ストレスをケアする方法」は、病院では教えてくれません。 社員のストレスケアやメンタルヘルスをお考えなら、研修実績豊富なけんこう総研に、ぜひお任せください 「社員全員、ストレスフル」の時代。 社員のストレスケアやメンタルヘルス対策を社労士さん任せにし続けるのは、費用の面からも、知見の蓄積という面でも得策ではありません。 「健……