キーワード “ストレスケア”に関する記事
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2025年4月21日更新 感情社会学からのストレス研究vol.8
2000年まで感情労働研究は、情動制御研究の知見とモデルの援用。=統制された条件における各制御方略の即時的な影響・効果検証であった <感情労働の本質の問題点> 仕事を継続させる中長期的な、感情経験の役割・機能検証がなされていない <事例> 看護師が、「本心は怒りを感じてた。しかし怒りは不適切な感情だから感じないふりをする」 ⇒即自的にはストレス低下をもたらす適応的な方略 ⇒中長期的には……
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2025年4月21日更新 感情労働という令和の働き方/ストレス研究vol.7
感情労働(emotional labor)という職種を、アメリカ社会学者Hochschildが定義しました (Hochschild1983,石川他訳2003) 感情労働=労働者が感情を社会的、組織的に適切な形へと作り変える職種 肉体労働・頭脳労働に並ぶ第3の労働形態 感情労働の種類(方略) 1.対人サービスで、「適切な感情の表出のみを変化させる方略」=表層演技(surfaceacting……
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2025年4月21日更新 最新研究Vol.117・運動が与えるプラスの心理的ストレス
本日は、現代社会におけるストレス管理において、運動の効果について取り上げていきます。 私たちの忙しい生活の中で、心理的ストレスの軽減は重要なテーマです。その中でも、運動が果たす役割について、最新の研究をもとに考察していきます。 昨年発表された2つの注目すべき研究をご紹介します。 [caption id="attachment_4256" align="alignnone" width……
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2025年4月10日更新 【科学的ストレスケアで心を変える】タニカワ久美子の優しい研修
人は誰でもストレスに直面する こんにちは。株式会社けんこう総研の研修講師のタニカワ久美子です。 生きていくうえで、人は誰でも大なり小なり困難や問題にぶつかります。 たとえば仕事でのトラブルや人間関係の行き違い、日常生活の忙しさなど、さまざまな要因が私たちの心を疲れさせてしまってます。 ある人は解決のために行動を起こすと不安が和らぐかもしれません。 しかし、同じ環境・同じ行動をとっても……
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2025年4月10日更新 タニカワ久美子のストレス研究memoVol.178
心拍数(Heart Rate: HR)の変動幅は、心血管および自律神経系の健康状態を評価する重要な指標である。 [caption id="attachment_4577" align="alignnone" width="600"] デスクワーカを対象に、運動習慣および顕在性不安が心拍数に与える影響を調査したパイロットスタディです。心拍数の変動パターンをウェアラブルデバイスで客観的に測定し、……
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2025年4月10日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究Vol.169
こんにちは、けんこう総研のタニカワ久美子です。 [caption id="attachment_5173" align="alignnone" width="600"] ストレス管理に効果的な生活習慣を紹介するブログ記事です。けんこう総研代表のタニカワ久美子が、自身の体験談を交えながら、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞など心臓疾患の予防方法をわかりやすく解説。バランスの取れた食事、適度な運動、質の……