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夏バテ対策|猛暑と百日咳流行時の感染症予防法
梅雨入り間近の蒸し暑い日が続いていますが、皆さま体調は大丈夫でしょうか。最近は百日咳などの感染症も流行しています。気温や湿度が高くなる夏場は、体力や免疫力の低下から「夏バテ」や体調不良が起きやすくなります。特に職場での健康管理を担う皆さまには、従業員のパフォーマンス維持や健康経営の観点からも、夏バテ・感染症予防への取り組みがますます重要です。
夏バテは、免疫体力が低下しているサインです。本記事では、感染症流行時の夏バテを予防し、免疫体力を高めるための具体策をわかりやすく解説します。健康経営推進のヒントとしてご活用ください。
夏バテと疲れの関係性
「夏バテ」は、気温・湿度の変化に体がついていけなくなることで、疲労や倦怠感が蓄積した状態です。夏の疲れがたまると、仕事のパフォーマンスが落ちたり、感染症にかかりやすくなったりします。ですが、適切な休養をとることで、多くの場合は短期間で回復が可能です。
夏バテは感染症リスクの黄色信号
体が「疲れている」と感じるのは、オーバーワークへのブレーキサインです。パフォーマンス低下は、心身の健康を守るために必要な自然な反応でもあります。夏バテは、これ以上頑張りすぎて感染症にかかったり、体調を崩したりしないための重要な警告信号と捉えましょう。
夏バテ予防には『積極的休養(アクティブ・レスト)』
疲労を感じたときは、軽い運動(ストレッチやウォーキング)を取り入れてみましょう。適度な運動は、深い睡眠を促し、疲労回復に大きな効果があります。運動により身体が一時的に疲れることで、回復力が高まり、夏バテを予防することができます。
疲労の指標とホルモンバランス
疲れの度合いは、男性ホルモン(テストステロン)やコルチゾールといったホルモンバランスでも確認できます。これらは筋力や集中力、ストレス耐性にも関係する重要な指標です。バランスが崩れると免疫力が低下し、感染症リスクも高まります。
仕事と切り離した「運動」のすすめ
肉体労働や外回りが多い方でも、意識的に仕事と切り離した運動やストレッチを生活に取り入れることが重要です。余暇の15分間を活用して、軽い体操やストレッチを実践しましょう。これだけでも生活の質や睡眠の質が向上し、夏バテ・感染症予防に役立ちます。
オススメの積極的休養法
- ゆっくりと腹式呼吸をする
- ぬるめのお湯での入浴(40度弱)
- シャワーを腰や襟足に当てる
- 頭皮や首のセルフマッサージ
- 寝る前や目覚め時の簡単ストレッチ
- ペットの散歩などリラックスできる軽運動
忙しい方でも、1日のうち15分だけでも身体活動の時間を意識して確保しましょう。深い睡眠(ノンレム睡眠)の割合が増えることで、免疫力向上や夏バテ防止に直結します。
健康経営を支える「ストレス管理型」研修のご案内
けんこう総研では、最新の科学的根拠と現場の実践に基づく「ストレス管理」「健康経営」研修プログラムを提供しています。従業員の健康リスク低減・生産性向上・感染症対策など、さまざまな組織の課題に合わせてカスタマイズ可能です。健康経営ご担当者様、お問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。
この記事を読んだ方によくある質問
- Q1. 夏バテ予防に効果的な食事とは?
- バランスの良い食事とともに、ビタミンCやEを含む抗酸化食品を積極的に摂ることが免疫力維持と夏バテ防止に役立ちます。
- Q2. 感染症が流行する時期の健康管理ポイントは?
- 適度な休養・十分な睡眠・運動習慣・ストレスケアを意識することで、免疫力を保ちやすくなります。
- Q3. 職場でできるストレス対策にはどんなものがありますか?
- 短時間のストレッチ、深呼吸、リラクゼーション法の導入など、簡単に実践できる方法から始めましょう。
- Q4. けんこう総研の研修プログラムの特徴は?
- ストレス管理をベースにした健康経営支援・感染症リスク低減・生産性向上など、現場で役立つ実践型研修を幅広く提供しています。
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