キーワード “ストレス度測定/スケール/尺度”に関する記事
-
2024年10月8日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究memoVol.148
研究論文 デスクワーカーにおける心拍変動とストレスレベルの変動に対する運動習慣の影響 1. 研究の背景 近年、職場でのストレスは多くの成人において深刻な健康問題の一因となっている。特に、デスクワーカーは座りがちな生活習慣により、心身の健康リスクが高いとされている。運動がストレス軽減に効果的であることは多くの研究で示されているが※1、その効果は個々の運動習慣や心理的状態により異なる可能性が……
-
2024年10月4日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究Vol.144
ストレス管理の研究の問題と目的 [caption id="attachment_3100" align="alignnone" width="600"] この研究は、デスクワーカーにおける運動習慣とストレス反応(心拍変動など)との関係を調査し、ウェアラブルデバイスを用いてリアルタイムでデータを収集します。運動が心理的ストレスや不安にどのように影響するかを評価し、個別化されたストレス管理プログ……
-
2024年9月30日更新 ストレス評価分析におけるストレス管理研究Vol.142
こんにちは、けんこう総研のタニカワ久美子です。私は今、ストレスレベル計測の研究を自己追跡デバイスを使っておこなっています。これがなかなか大変で(汗)目下悪戦苦闘しています。 今日は、けんこう総研のブログをつかって、備忘録を書かせていただきます。それでは始めます。 [caption id="attachment_3553" align="alignnone" width="600"] 本ストレス……
-
2024年9月16日更新 ストレス研究Vol.133インターオセプションによる新たな視点
今日2024年4月に発表されたばかりの最新論文をご紹介します。この論文は、ウエアラブルデバイスや自己追跡技術の新しい視点を提供しています。論文のタイトルは「心拍を感じる:インターオセプションの統合による自己追跡技術に関する新たな視点」で、デジタル技術が健康管理に与える影響について詳しく解説されています。 [caption id="attachment_1773" align="alignnone……
-
2024年8月23日更新 スマートウオッチによる精神的ストレス研究Vol.128
ストレス研究の分野では、日々新しい発見がされていますが、最近特に注目されているのが、脳波(EEG)と皮膚の電気活動(GSR)を組み合わせたシンプルなシステムについての研究です。 このシステムは、通常の複雑な装置とは異なり、1つの測定点からデータを収集するだけで、非常に高い精度で私たちのストレスレベルを判断できるというものです。 ふつう、脳波を測定するには、頭に複数の電極を取り付け、脳のさま……
-
2024年8月21日更新 ウエアラブルデバイスを使ったストレス検出の最新研究Vol.127
「パーソナライズドストレス検出に関する総説」という題名の学術論文は、ウエアラブルデバイスを用いたストレス検出の分野における最新の研究を広範にレビューした論文です。この論文では、特に個人ごとにカスタマイズされたストレス検出モデルの開発と、それに使用されるバイオシグナル(生理学的データ)の役割について書いています。 [caption id="attachment_4414" align="ali……