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肩こり腰痛ストレスケア・タニカワメソッドで生産性向上 ~ けんこう総研: ストレス管理研修で健康経営

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肩こり腰痛ストレスケア・タニカワメソッドで生産性向上

こんにちは、けんこう総研のタニカワ久美子です。
多くの社会人の皆さまが、肩こりや腰痛に悩まされています。私自身、社会人になってからクラシックバレエを学び、多くのダンサーの怪我や故障を見てきました。その経験を活かし、心と体のコンディションを整える独自の「タニカワメソッド」を考案しました。
今日は、頑張りすぎずに最大限の効果を得られるストレスケア法をご紹介します。
このブログを読んで、心身を楽にするヒントを見つけていただければ幸いです。

肩こり腰痛ストレスケア研修の参加者が実技指導を受けている様子

職場の健康経営推進に。従業員の肩こり・腰痛を予防する「タニカワメソッド」ストレスケア研修の全員参加型実技

身体のアラーム機能とは?

私たちの体には、自動車やスマートウォッチのように「アラーム機能」が備わっています。この機能は、体の中で何か異常があると警告を発するシステムです。その鍵を握るのが
ホメオスタシス(恒常性)
です。ホメオスタシスは、体内の状態を一定に保つために働いています。
例えば、体の状態が不調に傾くと、疲労感や痛みなどの信号として「アラーム」が鳴り始めます。これは、「早く対処して!」という体からのメッセージなのです。
肩こりや腰痛が慢性化すると、このアラームが鳴りっぱなしになります。さらに、痛みを感じ続けることで筋肉が緊張し、血流が悪化する一方です。これを放置せずに適切なケアを行うことが重要です。

なぜストレスケアが必要なのか?

肩こりや腰痛の原因は、体の一部にストレスや疲労が集中し、筋肉や軟部組織が硬直することです。この状態になると、周囲の毛細血管が圧迫され、血流が悪化します。血流不足により、酸素や栄養素が必要な部位に届かなくなり、老廃物や疲労物質が蓄積します。これがさらなる痛みや不快感を引き起こし、ホメオスタシスが乱れます。すると、体は「異常事態!」と痛みを信号として発信します。
痛みを長時間感じていると、筋肉はさらに緊張し、悪循環が始まります。この悪循環を断ち切るために必要なのがストレスケアです。
筋肉をほぐし、血流を改善することで、体の警告サインを和らげることができます。

タニカワメソッドのストレスケアとは?

タニカワメソッドのストレスケア法では、単に筋肉だけでなく、筋膜、腱、靭帯、関節包といった骨以外の軟部組織にもアプローチします。これらの組織に物理的なストレスが加わると、癒着が生じることがあります。癒着とは、組織内にねじれが起きて動きが制限されたり、隣り合う組織がくっついてしまう状態を指します。典型例としては四十肩や五十肩が挙げられます。
軟部組織が癒着すると、筋肉と筋膜が互いに引っ張り合い、動きが制限されます。その結果、痛みやコリが強くなり、不自然な姿勢や動作が増えます。この癒着を改善しないと、体はますます負担を抱えることになります。

筋膜と筋肉の違い

筋肉と筋膜はどちらもタンパク質から構成されていますが、その成分は異なります。筋肉は、アクチンとミオシンという伸縮性の高いタンパク質でできています。一方、筋膜はコラーゲンとエラスチンという繊維状のタンパク質でできています。この違いを理解することで、ストレスケアの効果を最大限に引き出せます。筋肉や筋膜に硬いしこりができると、その部分を刺激することで痛みが発生します。さらに、このしこりが関連する他の部位に痛みを広げることがあり、これをトリガーポイントと呼びます。

タニカワメソッドで癒着を解消する方法

トリガーポイントや癒着は、レントゲンやMRIでは見つけにくいため、症状が慢性化しやすいのが特徴です。タニカワメソッドでは、自分で行えるストレッチやマッサージを取り入れることで、この癒着を解消していきます。
例えば、軽い圧をかけて筋膜を伸ばすようなセルフマッサージや、無理なく行えるストレッチが効果的です。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、血流が促進されます。
重要なのは、「頑張りすぎないこと」です。痛みがあるときに無理をすると、体がさらに緊張し、逆効果になることがあります。優しく、ゆっくりと体にアプローチすることが大切です。

ストレスケアの第一歩を踏み出しましょう

慢性的な肩こりや腰痛を抱える方にとって、タニカワメソッドは「自分でできるケア」を提案しています。
大事なのは、痛みを無視せず、適切にケアを行うこと。心と体に優しいケアを習慣にすることで、健康な体を取り戻し、毎日をもっと楽しく過ごせるようになります。
このブログが、その第一歩になれば幸いです。

健康経営ご担当者さまへ―事業導線のご案内

けんこう総研では、企業や教育機関、介護医療施設の健康経営推進を目的とした「ストレス管理による肩こり・腰痛対策研修」をご提供しています。
エビデンスに基づくストレスケア研修は、従業員の健康増進と生産性向上に直結します。
オンライン・対面いずれも対応可能ですので、下記よりお気軽にお問い合わせください。


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よくあるご質問(FAQ)

Q1. タニカワメソッドはどのような組織で導入されていますか?
A1. 企業の健康経営、学校の教職員研修、介護・医療現場での腰痛・肩こり対策など、多様な組織でご利用いただいています。
Q2. 肩こり・腰痛対策の効果はどれくらいで実感できますか?
A2. 研修受講者の多くは、セルフケアを数日から1週間程度継続することで、筋肉の緊張緩和や体調改善を実感しています。
Q3. オンライン研修の対応や内容カスタマイズは可能ですか?
A3. はい、オンライン・対面どちらも対応可能で、貴社の業態・現場課題に合わせて内容を最適化します。お気軽にご相談ください。

引用・参考文献

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