健康経営
最新対策が現場で機能しない本当の理由
― 暑熱ストレス対策が「事故防止」につながらない構造的原因 ―
気温の上昇とともに、
マスク着用による暑さストレスが、現場の判断力と安全性を確実に奪っています。
企業の健康経営・安全衛生担当者にとって、
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熱中症リスク
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集中力低下
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作業ミス・ヒューマンエラー
が同時に高まる、最も管理が難しい季節です。
にもかかわらず、多くの現場で
・最新ガイドラインを導入している
・対策設備も整えている
・注意喚起もしている
それでも事故やヒヤリハットが減らない、
という現実が起きています。
なぜ「最新対策」が現場で機能しないのか
結論から言えば、理由は明確です。
対策が「ルール」や「設備」で止まり、
現場の「判断」まで届いていない
からです。
マスク着用下で起きている“見えない変化”
マスク着用下の高温多湿環境では、
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体温調節が制限され
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呼吸効率が下がり
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脳への酸素供給が微妙に低下します
その結果、
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集中力が落ちる
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判断が遅れる
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イライラ・焦りが増す
という 脳パフォーマンス低下 が起きます。
しかしこの変化は、
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本人が自覚しにくい
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外からも見えにくい
ため、
「異常として扱われないまま」作業が続行されます。
暑熱馴化は「知っている」だけでは起きない
暑熱馴化(しょねつじゅんか)は、
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適切な発汗
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血流の調整
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自律神経の順応
によって成立します。
ですが現場では、
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暑熱馴化の「意味」は知っている
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でも「今この人は未順応かどうか」を判断できない
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判断基準が共有されていない
という状態がほとんどです。
つまり、
対策は存在しているが、
使う判断軸が存在していない
のです。
設備・ルール・注意喚起の限界
多くの企業が行っている対策は、
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冷房・換気
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水分補給の呼びかけ
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ポスター・チェックリスト
これ自体は正しい。
しかし問題は、
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「いつ止めるか」
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「誰が判断するか」
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「どの状態を危険とみなすか」
が 現場ごと・人ごとにバラバラ なことです。
その結果、
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ルールは守られている
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でも事故は起きる
という 管理不全 が生まれます。
本当の原因は「判断の属人化」
事故が起きた後によく出る言葉があります。
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「まさかあの状態で…」
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「本人が大丈夫と言ったので…」
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「水分も休憩も取っていた」
これはすべて、
判断を個人に委ねていたサイン
です。
最新対策が機能する現場の共通点
事故が減っている現場には、
ある共通点があります。
それは、
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個人の感覚に頼らない
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共通の判断基準がある
-
「今は止める」という合意が作れる
という状態です。
つまり、
行動を管理する前に、
判断を揃えている
のです。
対策を「現場で機能させる」唯一の方法
最新対策を機能させるには、
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何を守るか
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どこで止めるか
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誰が判断するか
を、現場全体で共有する必要があります。
これは、
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マニュアル配布
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eラーニング視聴
だけでは成立しません。
だから「判断軸をつくる研修」が必要になる
暑熱ストレス対策は、
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知識の問題ではない
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設備の問題でもない
判断設計の問題です。
けんこう総研では、
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暑熱ストレス
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マスク着用環境
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脳・自律神経・判断力
を結びつけ、
「現場で迷わない判断軸」
をつくる研修を提供しています。
【企業の健康経営・安全衛生ご担当者様へ】
「対策はやっているが不安が残る」
「事故が起きてからでは遅い」
そう感じた段階で、
すでに次の一手が必要な状態です。
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