研修・セミナー
エモーションストレス対策で快適な在宅勤務を実現
在宅勤務や時短勤務など新しい働き方に慣れてきた方も多いのではないでしょうか。けんこう総研は、ストレス管理による健康経営を実現するための専門研修を提供しています。本記事では、エモーションストレス(感情から生じるストレス)への科学的アプローチと、誰でも実践できる具体的な対処法について解説します。
<企業向けストレス管理研修についてのお問い合わせは、こちらからお気軽にご相談ください。>
リモートワークで出社が憂鬱になりませんか
年齢を重ねると、「昔はよかった」と過去を懐かしむことがあります。将来のことを考えると誰でも不安を持つものです。その不安を放置してしまうと、心身に負担がかかりメンタル疾患のリスクが高まります。健康経営の観点からも、ストレスマネジメントは組織の重要課題です。
メンタル不調になると不安が不安を呼ぶ
特定のことを過敏に気にしすぎると、不安感はさらに大きくなります。その不安と上手に付き合うためには、エモーションストレス(感情から沸くストレス)の正しい理解が必要です。
エモーションストレス対処法で脳をコントロール
ストレスや不安をコントロールするには技術が必要です。エモーションストレスを溜めすぎると、脳が慢性的に疲労し、うつや不安障害を発症しやすくなります。科学的研究により、軽いストレッチや呼吸法が脳の疲労回復に効果的であることが分かっています。
自宅でできる簡単ストレス対処法
腹式呼吸で自律神経を整える
1. ゆったりとした姿勢で深くゆっくりと呼吸を行います。
2. 5秒以上かけて息を吸い、5秒以上かけて吐きます。
3. これを数回繰り返します。
筋弛緩法で身体の緊張をリセット
1. 肩を耳まで上げて10秒間力を入れ、一気に脱力します。
2. 手を組んで頭の後ろ、両肘を前に出して10秒間力を入れ、脱力します。
3. 両手両足をまっすぐ伸ばし、手首足首を曲げて10秒間力を入れ、脱力します。
頸椎ストレッチでリラックス
目を閉じ、口を軽く開けて首を前後左右に回します(2分程度)。副交感神経が優位になりやすく、リラックス効果があります。
瞑想で心の静寂を取り戻す
1. 口を小さく開けて10秒かけて息を吐きます。
2. お腹に手を当てて身体を前傾させて息を吐ききり、ゆっくり息を吸います。
3. 肩の力を抜き、胸を開いて呼吸を整えます。
4. 1~3を5分~10分間繰り返します。
自律訓練法で心身の安定を
1. 手を膝に置き、意識を手のひらと足の裏に集中します。
2. 「気持ちが落ち着いている。両腕両足が重くて温かい」と繰り返し心の中で唱えます(2~3分間)。
呼吸によるマインドフルネス
1. 背筋を伸ばしてリラックスします。
2. お腹の深部をイメージしながら呼吸に意識を向けます。
3. 雑念に気付いたら、再び呼吸へ意識を戻します。10分~20分行います。
まとめと健康経営へのご提案
過去への執着や将来への不安を抱えがちな現代社会において、エモーションストレス対処法は心身の健康を保つために重要です。組織で働く従業員一人ひとりのストレスケアが、離職防止や生産性向上の鍵を握ります。
けんこう総研では、産業ストレス管理・健康経営に特化した企業向け研修・コンサルティングを全国対応で実施しています。
社内研修やストレスマネジメント施策の導入をご検討の際は、ぜひ下記お問い合わせフォームよりご相談ください。
◆ ストレス管理研修・ご相談・お問い合わせ
企業の健康経営推進、離職率低下や職場改善に直結する研修の導入をご希望の場合は、こちらの専用フォームよりご連絡ください。
ご要望やお悩みに合わせて、最適なプログラムをご提案いたします。
よくあるご質問(FAQ)
- Q1. エモーションストレスとは何ですか?
- A1. 感情から発生するストレスのことで、外的な環境要因だけでなく、思考や感情の変化によって生じるストレスを指します。最新の産業保健分野でも重要視されています。
- Q2. 在宅勤務中のストレス対策に科学的根拠はありますか?
- A2. はい。呼吸法やストレッチ、マインドフルネスは医学的にも有効性が確認されており、国内外の研究でも実証されています(詳細は下記「引用文献」を参照)。
- Q3. 企業向け研修はオンライン対応していますか?
- A3. はい。けんこう総研ではオンライン・対面のいずれにも対応可能です。組織のニーズに応じてカスタマイズしたストレス管理研修をご提案します。
自宅でできる簡単エモーションストレス対策
- 背筋を伸ばして座る
- 5秒以上かけて深呼吸
- 肩・首のストレッチを10秒間行う
- 全身を脱力してリラックス
- この流れを1日2~3回継続する
導入企業担当者の声
「エモーションストレス対策研修の導入後、在宅勤務中の社員から『気持ちの切り替えがしやすくなった』『離職の相談件数が減った』などの反響がありました。科学的根拠に基づいた内容なので、安心して全社展開できました。」(人事部・Y様)
引用文献・エビデンス
- 厚生労働省. 職場における心の健康づくり(メンタルヘルス対策)
- 日本産業衛生学会. 産業ストレスとメンタルヘルスの最新動向, 産業衛生学雑誌
- O’Connor, D.B., Thayer, J.F., & Vedhara, K. (2021). Stress and Health: A Review of Psychobiological Processes. Annual Review of Psychology, 72, 663-688.