タニカワ久美子の講演スピーチ
健康な人ほど背骨がよく動く【運動編】ストレスケア研修
2023年6月20日更新
こんにちは、けんこう総研代表講師のタニカワです。。今日は「健康な人ほど、背骨がよく動く」というお話をしましょう。
健康な人ほど、背骨がよく動く理由
背骨を考えるとき、家の大黒柱を思い浮かべるかもしれませんね。それは背骨が私たちの体を支える大切な役割を果たしているからです。でもね、違いがこの例えは間違いでもあります。大黒柱は絶対に動かないけど、背骨は逆にしなやかに動くべきなんです。体を自由に動かすためには、背骨が動くことが大切なんです。
じゃあ、どうやって背骨を動かすのか、というと、それは「運動」によってです。体を動かすときは、背骨から手足が生えていると考えてください。この考え方で運動をすると、体全体が一緒に動き、体全体の力が上手く使えるんです。
ストレスがたまると、背骨は動かなくなる
でも、ストレスが溜まるとどうなるかって?ストレスがたまると、交感神経が優位になり、体が固くなってしまうんです。そうすると、体幹の力が発揮できず、背骨がうまく動かなくなってしまいます。結果として、肩こりや腰痛が起こったりするんですね。
ストレスがたまった時のベスト!対処法
でも大丈夫、これには対処法があるんです。それは、深呼吸をすること。深呼吸をすると、体がリラックスして、体幹がしっかりと動くようになります。そうすると、背骨もしなやかに動くようになり、体が自由に動けるようになるんです。
なので、忙しいときほど、深呼吸をして体をリラックスさせることを忘れないでくださいね。
体幹がつよくなると脳力も強くなる
では、次に背骨の周りの筋肉、”体幹”について話をしましょう。この体幹を鍛えることは、脳をトレーニングすることと同じでもあるんです。
ところで体幹(たいかん)って何か知ってる?
体幹体の中心部を指していて、ここが強いと全体の動きがスムーズになります。だけど、体幹を鍛えるというのは、ただ筋肉を鍛えるだけではありません。なんと、脳の力も必要なんです。
筋肉を動かすのは脳が指示を出しているからで、体幹と手足の動きをうまくコントロールするには、筋肉と脳のつながりを強くすることが大切なんです。
英語で「Use it or Lose it」って言葉があるんですが、「使わないと失う」という意味で、筋肉も脳も同じで、使えば使うほど強くなるんです。
それには「脳の可塑性(かそせい)」が関係していて、これは脳が新たなつながりを作って成長することを表す言葉です。体幹(たいかん)トレーニングをすることで、脳の可塑性(かそせい)と呼ばれるこの力を引き出して、体の使い方を改善することができてきます。
普通、筋トレで筋肉を大きくするのには3ヶ月ほどかかるけど、体幹トレーニングは、体の中心部の筋肉を大きくする必要はなく、筋肉と脳のつながりを強くするだけでOK。これなら、早い人は1週間くらいで結果を感じることができます。
特に、子供の頃に色々な運動を経験している人は、脳が成長する可能性が高く、体幹トレーニングの効果もすぐに感じられることがあります。だからとといって子供の時運動嫌いだったとしても大丈夫!子供の頃に運動をしなかった人でも、ちゃんとトレーニングを続ければ、遅かれ早かれ効果は出てきます。筋肉と同じように、脳も刺激を与え続ければ成長するからです。
運動は回数ではない!正しく行うことが効果大
でも、注意しなければならないのは、無理に鍛えすぎること。これは体にとって良くないんだ。無理をすると、呼吸が浅くなってしまったり、体の中心部の筋力がうまく使えなくなってしまうからです。
体を動かす時に大事なのは、以前、ピラティス運動でもお話しましたが、自分の体の感覚をしっかりと捉えることです。
正しい呼吸をするだけで対幹トレーニング
例えば、息を深く吸い込んだ時に、お腹周りがふくらむ感覚に気づいたことはありますか?これは体幹の筋肉、特にインナーマッスルが働いている証拠です。
あと、無理に鍛えすぎると、筋肉ばかりが強くなってしまい、体全体のバランスが崩れてしまう可能性もあります。だから、体幹トレーニングは、バランスよく、無理なく行うことが大切です。
さらに、これは忘れてはいけません。筋肉を動かすのは脳だから、体幹トレーニングは一種の「脳トレ」でもあるんだ。筋肉を使うたびに、脳と筋肉の間のつながりが強くなります。だから、体幹トレーニングは、ただ筋肉を動かすだけではありません。脳も一緒に鍛えていると思うと、もっと楽しくなるよね!しかも、効果は運動だけじゃなく、仕事や日常生活にもプラスの影響を与えてくれます。
さあ、これから一緒に体幹トレーニングを始めて、より健康で、活力あふれる毎日を手に入れましょう! そうすれば、健康な体を維持することができますよ。みなさんの健康を応援しています!
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