研修・セミナー
健康経営の視点で労働安全衛生教育/安全意識を高める
2023年4月20日更新
貴殿の会社ではこんなお悩みありませんか?
✓ ヘルメット、眼鏡などの保護具の装着や作業手順をルール化しているのに、 ルールを破る従業員が絶えない。
✓ 安全センサーを設置しているのに、 労働災害が減らない。
✓ リスクマネジメントを行っているのに、労働災害が減らない。
✓ 毎年、安全教育を実施しているのに、 従業員の安全意識が高まらない。
✓ 安全衛生パトロールを実施しているのに、 従業員の安全意識が向上しない。
こういった行動は、脳の働きによる自働習慣化から殆どの行動は、悪気は全くなくとってしまう行動です。けんこう総研のセミナーでは、こういった脳の神経伝達による認識から労働安全衛生プログラムをつくっています。
どんなにルールを細かくつくっても、人数分の安全保護具を配備しても、安全衛生に対する従業員のモチベーションを上げなければ、ゼロ災は達成できません。
そのためけんこう総研のセミナー研修は、脳科学と行動科学からの視点で安全衛生を学び、労働安全衛生マネジメントシステムのマンネリ化を打破します。
労働安全衛生 には 脳の自働化を止めることが欠かせません。脳の自働化が進むと、目に入っているはずの小さな変化に気づきにくくなります。慣れやマンネリといったものが脳の自働化です。マンネリにより些細な事象を見逃して事故を引き起こすリスクが高まります。また新しい作業に取り組むときも、自動で前の作業と同様の処理を行ってしまい、効率的な作業方法を選択することができなくなってしまいます。
このような場合、自分自身の“気づき”を分析します。そして作業に対する思考プロセスを、脳の自働化から手動に切り替えます。つまり、メタ認知は、脳の自働化が引き起こす問題に対処するために必要な能力です。思考の自由度を維持しながら、マンネリ作業に対処するために必要なスキルです。
さらに、メタ認知は、脳の自働化が進むことによって生じる誤りや偏りを修正することもできます。自働化されたタスクに対して、メタ認知的アプローチを取ることで、誤りを修正し、より効率的な作業方法を考えることができるようになります。
従業員の安全安全意識を高めるには、メタ認知能力を高めることで実現できます
メタ認知は、認知心理学などの幅広い分野で取り扱われています。
このように脳の自働化とメタ認知は、密接に関連しています。
今後、脳の自働化だけでなく、さまざまな職種での業務作業はAIによる自働化が進むにつれて、メタ認知の能力がより重要になります。
脳の自働化制御できる従業員は、なぜ保護具を着用しなければならないのだろう?なぜルールを守らなければならないのだろう?と自問自答をしながら、 自ら気づきを巡らせます。
ルールを守る人材を育成するには、 その背景にある意味を理解させ、気づきを得ることが必要です。
メタ認知に基づいた労働安全教育プログラム概要
問題解決シミュレーション
メタ認知を促進するために、職場での問題解決シミュレーションを行います。職場で起こりうる様々な問題に対処するための戦略を考え、実践じみゅレーションです。これにより、従業員は、自分たちの思考プロセスについてより深く理解し、問題を解決するための効果的な方法を開発することができます。
模擬トレーニング
メタ認知を促進するために、労働安全のための模擬トレーニングです。模擬職場をつくえい、実際の労働安全問題に対処するためのトレーニングを行います。これにより、従業員は安全に関するスキルや知識を身に付けることができ、危険な状況を回避するための効果的な戦略を開発することができます。
ケーススタディ
メタ認知を促進するために、労働安全の問題についてのケーススタディを行います。実際に起こった労働安全の問題を分析して、それらに対処するための戦略を考えます。これにより、自分たちの思考プロセスについてより深く理解し、問題を解決するための効果的な方法を開発することができます。
ビデオゲーム
メタ認知を促進するために、労働安全に関するビデオゲームを行います。ゲームの中で様々な労働安全問題に直面し、それらに対処方法を考えます。従業員は楽しみながら安全に関するスキルや知識を身に付けることができます。
これらの労働安全衛生教育プログラムは、メタ認知を促進して、従業員が自らの気づくチカラを促します。
脳の自働化とメタ認知の強い関連性
脳の自動化とメタ認知には、密接なつよい関連があります。そもそも脳の自働化とは、繰り返し行われるタスクを自動的に処理する能力のことです。脳はこのプロセスを通じて、作業をより効率的に習慣化させて処理できるようになります。一方、メタ認知は、自分自身の思考プロセスについての認識や理解をした上で、自分自身を評価する能力です。
けんこう総研の労働安全衛生セミナー ~安全意識を高めましょう~
セミナープログラム内容ベーシック版 ※職場環境や受講者年代により内容をカスタマイズします
1 安全衛生の基礎 なぜ職場の挨拶が大切なのか
2 私(従業員)にとっての安全と、未来への安全は違う
3 避けられないヒューマンエラー
4 仕事中の人の認知パターンを類型化させたメタプログラム
5 安全意識を高める脳の神経伝達物質
6 仕事に活用できる表象システム(VAK)
7 安全意識を高めるためのVAK心理学テスト
8 小さな変化に柔軟に対応していく順応思考
9 安全とリスク