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メンタルヘルス対策|企業で実践すべき最新効果法

このコラムでは、健康経営の計画策定における着眼点や、担当者がどのようにかかわるべきか、私の経験と公的データを交えてご紹介します。
健康経営制度と「健康経営優良法人」認定の最新動向
経済産業省と東京証券取引所が推進する「健康経営」では、上場企業を中心とした「健康経営銘柄」の選定や、中小企業向けの「健康経営優良法人(ホワイト500)」認定制度が拡充されています(
経済産業省公式情報)。
企業規模を問わず、健康経営への取り組みが求められる時代となっています。

現場実践のカギ:健康診断・ストレスチェック・健康リテラシー
健康経営の評価項目として、経営層による健康宣言、健康診断受診率100%の実現、ストレスチェックの定期実施、生活習慣病予備軍への受診勧奨が挙げられます。
2025年からは、従業員50人未満の事業所でもストレスチェックが義務化されます(
厚生労働省資料Stress check introduction manual)。
これにより、全ての企業がメンタルヘルス対策・ストレス管理への対応を求められるようになりました。

効果的なメンタルヘルス対策とPDCA・コンプライアンス
ストレスチェックや健康診断等の体制が整うことで、健康リテラシー向上・ワークライフバランス・職場活性化といった取り組みの質が向上します。
さらに、PDCAサイクルでの継続的な評価・改善、法令順守(コンプライアンス)やリスクマネジメントも不可欠です。
これらは安全衛生法が求める最低限の基準ですが、戦略的な健康経営に発展させることが今後の競争力につながります。
健康経営を推進するインセンティブ指標の設計

健康経営を実効性あるものにするには、経営層のトップダウンと現場のボトムアップを両輪とし、インセンティブ指標を設定することが有効です。
けんこう総研の研修では、組織ごとに最適なインセンティブ設計や、現場スタッフの主体的参画を促すプログラムを実施しています。
エビデンス・研修効果(厚労省データ・自社実績)
- 厚労省「令和5年度労働安全衛生調査」では、ストレスチェックを実施した企業の約62%が「職場改善や早期対応に効果があった」と回答しています(
e-Stat: 労働安全衛生調査)。 - けんこう総研が2022~2024年に実施した「ストレス管理と健康経営研修」は年間50回以上、のべ1,500名以上が受講し、参加者満足度は平均97%、離職率低減やストレス耐性向上の成果報告が多数寄せられています。
- 研修後アンケートによる主な成果指標:
・ストレス耐性向上実感 :91%
・職場での会話・雰囲気向上:86%
・管理職層の相談対応自信度向上:88%
けんこう総研研修の特徴と講師専門コメント
けんこう総研では、産業ストレス管理専門家が開発した現場実践重視のプログラムを提供。
脳科学や認知行動療法の知見を活かし、セルフケア技術や組織内コミュニケーション強化を重視しています。
例えば、ストレスコーピングのワーク、職場の関係改善演習、実際のケース事例分析など、即実践できる内容が強みです。
なぜこの施策が効果的か:
「職場のストレス要因は多層的であり、自分自身で対処できる力(セルフケア)と組織としての支援体制の両立が不可欠です。けんこう総研の研修は現場ヒアリングとデータに基づき、貴社独自の課題に即した実践例を重視しています。」(タニカワ久美子)
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健康経営のストレス管理・職場のメンタルヘルス対策について、貴社の状況に即した研修プログラムをご提案いたします。
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よくあるご質問(FAQ)
- メンタルヘルス対策の実施で重要なポイントは何ですか?
- 経営者の健康宣言、組織体制の構築、100%の健康診断受診、ストレスチェックの徹底、現場スタッフと健保組合との連携、PDCAサイクルでの継続改善が重要です。
- けんこう総研の研修はどのような実績がありますか?
- 2022~2024年度に実施したストレス管理研修は年間50回以上、のべ1,500名以上が参加。参加者満足度は平均97%、離職率低減やストレス耐性向上に寄与したという事例報告が多数あります。
- 中小企業でもストレスチェックは義務化されますか?
- 2026年以降、従業員50人未満の事業所にもストレスチェックが義務化されます。厚労省資料(労働安全衛生法改正)に基づき、今後は全事業所が対象となることが決まりました。