カテゴリー “健康経営サポート”に関する記事
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2025年4月8日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究Vol.165
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。今日も研究論文についての備忘録をかきます。論文投稿までしばし斜め読みでご笑覧ください。 現代の職場環境は、デスクワーカーにとって心身の健康に関する課題を抱えている。とくに長時間の座位作業は、運動不足やストレスの増加を引き起こし、心身の健康に深刻な影響を与えることが多くの先行研究で指摘されている。Thayerら(2010年)は、長時間の座位が自律神経系の不均……
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2025年4月8日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究memoVol.162
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。今日は心拍数と心拍変動についての先行研究論文を含めて解説していきます。 そもそも論ですが、心拍数(Heart Rate, HR)は、1分間に心臓が拍動する回数を言いますよね。 心拍数は、心臓の拍動リズム(ペース)を表す重要な指標です。身体の生理的状態やストレスレベルを示す生体指標でもあります。健康や運動時の適応反応を知るために学術研究や医療現場でも頻……
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2025年4月8日更新 タニカワ久美子のストレス管理入門Vol.161
こんにちは、ストレスのことを研究しているけんこう総研のタニカワです。いろいろ今まで、自分の研究に役立つ備忘録をつけていましたが、このブログの読者からたくさんの質問をいただいたので今日は、ストレスに関して今までとは違った切り口からの入門ブログを書いていきます。 [caption id="attachment_3862" align="alignnone" width="600"] パネルデータ……
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2025年4月8日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究Vol.160
運動習慣がなく、さらに顕在性不安が高い人が運動をすると、HRV(心拍変動)は一時的に低下する可能性が高いと予想されます。これは、顕在性不安が高い人は交感神経系が過剰に働きやすく、運動による負荷に対してもストレス反応が強く出るためです。しかし、定期的な運動を継続することで、長期的にはHRVが改善される可能性もあります。 [caption id="attachment_4267" align="……
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2025年4月8日更新 タニカワの運動習慣とHRVとストレス管理研究Vol.159
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。 運動習慣がある人は、一般的にHRV(心拍変動)が高い傾向にあります。 運動習慣があると、定期的な運動が自律神経系に良い影響を与え、特に副交感神経系の活動を促進し、HRVを向上させるためです。今日のけんこう総研ブログは、運動と心拍変動とのメカニズムを説明していきます。 今日のブログは昨日のHRVの説明の続きです。 [caption id="att……
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2025年4月8日更新 タニカワ久美子のHRVとストレス管理研究Vol.158
こんにちはけんこう総研のタニカワ久美子です。 きのうのブログで、心拍数が上がったり下がったりが激しい人は健康な証拠!というお話をしました。 [caption id="attachment_5009" align="alignnone" width="600"] 今日のブログでは、運動習慣がない状態で顕在性不安が高い場合のHRVへの影響を取り上げています。研究結果に基づき、運動が心拍数を上げ……