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健康経営サポート

健康経営優良企業を目指す!申請時に必ず避けたい失敗と対策法

2024年9月11日更新

こんにちは。けんこう総研のタニカワ久美子です。私は、科学的根拠(エビデンス)に基づいて健康経営のサポートを長年行っています。
健康経営をするにあたって、犯してしまいがちな間違いとして、エビデンスに基づかない目標設定や推進計画があります。

介護スタッフ達とけんこう総研の健康経営支援サポーター

健康経営優良企業申請の成功には、科学的根拠(エビデンス)に基づいた目標設定と推進計画が不可欠です。本日は、申請時によくある失敗例や認定に向けた具体的なアドバイスを紹介します。

健康経営はエビデンスが命!効果的な目標設定で申請を成功に導く

例えば、労働時間を割いて作り上げた健康経営計画が、実際には科学的な裏付けがない施策に基づいていたらどうでしょうか?
その計画は、ただの「やった感」だけで、結果的に企業や従業員にとっても何の効果ももたらしません。それどころか、健康経営優良企業の申請が不認定となるリスクもあります。

エビデンスがしっかりある推進計画は、その施策の効果を客観的に評価できるだけでなく、従業員の健康状態も確実に改善され、企業としての信頼も高まります。
けんこう総研では、常にエビデンスに基づいた研修やサポートを提供することで、企業の健康経営を本当に効果的なものに導いています。

本日は、健康経営優良企業申請を目指す皆さんに向けて、どのような目標設定や計画が成功をもたらすのか、逆にどのような失敗を避けるべきか、具体的な例を交えてお話ししていきます。

健康経営優良企業申請を目指す組織のご担当者さまだけにお送りしたい「成功するためのポイントと注意点

健康経営優良企業の申請を考えている企業や組織のご担当者の方々に向けて、申請時に気をつけるべきポイントと、よくある間違いについてご説明します。
これから健康経営に取り組むにあたって、ぜひ知っておくべき内容をお伝えするとともに、私たちが提供する健康経営支援サービスについてもご紹介させていただきます。

よくある間違いと目標設定の落とし穴

健康経営の申請でよく見られるのが、目標設定の誤りです。
とくに「電子タバコに切り替えましょう」といった喫煙対策は、健康経営の認定を受けられません。なぜなら、電子タバコに切り替えるだけでは、肺がんリスクを下げる、副流煙の心配もないといった科学的な根拠はないからです。そのため、受動喫煙のリスクも減りません。こうしたエビデンスのない取り組みをいくら時間とコストをかけても、健康経営優良企業と言えないという評価になってしまいます。

科学的根拠に基づく計画が重要

注意しなければならないのは、科学的根拠に基づかない目標や計画です。「同じ血液型の人でチームを作ってコミュニケーションを促進する」といったアイデアは、一見ユニークで面白いのですが、科学的に効果が確認されていないため、認定の対象にはなりません。健康経営においては、効果が証明された施策を選ぶことが重要です。

プライバシーへの配慮は欠かせません

従業員のプライバシーを守ることは、言うまでもなく非常に重要です。
たとえば、「社員の体重増減を公表して意識を高める」といった方法は、一見健康意識を促進するように見えますが、個人のプライバシーを侵害していて認定の基準を満たしません。
健康経営の目標は、個人の数値を改善するのではなく、全体の健康意識を高める取り組みでなければなりません。

健康経営を進めるための4つの重要な指標

健康経営優良企業に認定されるためには、次の4つの指標があります。これらを正しく理解し、計画に反映させることで、成功への道が開けます。

1. 定期健診の受診率

健診の受診率は、企業の健康管理における基本的な指標なことはご担当者ならどなたもご存じでしょう。
ただし、年度をまたいだデータを使用することはできないため、申請する年度内のデータを正確に記録するよう注意しましょう。

2. ストレスチェックの実施

50人以上の従業員がいる事業所では、ストレスチェックが法律で義務付けられていますが、50人未満の事業所でも、全従業員が対象となるようなチェックを行うことが推奨されます。また、簡易的なセルフチェックではなく、法律に基づいた正式なストレスチェックを行うことが求められます。個人情報の取り扱いには特に注意が必要です。

3. 特定保健指導の実施

40歳以上75歳未満の従業員には、生活習慣病予防のための特定保健指導が必要です。これは健康保険組合に義務付けられている取り組みです。保健指導は適切な資格を持った専門家によって行われる必要があります。

4. 受動喫煙対策

受動喫煙防止も健康経営における重要な項目です。よくあるのですが、自転車置き場や人通りの多い場所に喫煙所を設けると、受動喫煙のリスクを招き、認定の基準に反することがあります。従業員や地域の人々にも配慮した対策を講じましょう。

けんこう総研のサポートで安心の健康経営

けんこう総研では、健康経営優良企業を目指す企業をしっかりサポートしています。科学的根拠に基づく研修プログラムや、ストレスケアを中心としたフォローアップを提供し、健康経営の実現をお手伝いしています。

特に、私たちが手掛けるエビデンスに基づいた研修事業は多くの企業から信頼されており、効果的な健康経営推進を支援しています。健康経営を成功に導くための具体的なサポートを行い、計画の立案から効果検証まで、トータルでご相談に応じます。

また、社内研修や健康管理プログラムの実施に関しても、従業員一人ひとりが健康に働ける職場づくりを支援します。健康経営を通じて、企業の持続可能な成長をサポートするのが、けんこう総研の理念です。

健康経営は、企業の発展に欠かせない取り組みです。科学的根拠に基づいた計画を立て、適切な目標を設定することで、企業全体の健康を向上させることができます。けんこう総研では、企業がこの道を安心して歩んでいけるよう、確かなサポートを提供しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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