キーワード “顕在性不安”に関する記事
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2024年11月8日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究Vol.165
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。今日も研究論文についての備忘録をかきます。論文投稿までしばし斜め読みでご笑覧ください。 現代の職場環境は、デスクワーカーにとって心身の健康に関する課題を抱えている。とくに長時間の座位作業は、運動不足やストレスの増加を引き起こし、心身の健康に深刻な影響を与えることが多くの先行研究で指摘されている。Thayerら(2010年)は、長時間の座位が自律神経系の不均……
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2024年11月7日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究課題・目的Vol.164
現代の職場環境は、デスクワーカーにとって心身の健康に関する課題を抱えている。とくに長時間の座位作業は、運動不足やストレスの増加を引き起こし、心身の健康に深刻な影響を与えることが多くの先行研究で指摘されている。Thayerら(2010年)1)は、長時間の座位が自律神経系の不均衡を引き起こし、心拍変動(Heart Rate Variability: HRV)の低下やストレス増加に関連していることを報告……
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2024年10月28日更新 タニカワ久美子のストレス管理研究Vol.160
運動習慣がなく、さらに顕在性不安が高い人が運動をすると、HRV(心拍変動)は一時的に低下する可能性が高いと予想されます。これは、顕在性不安が高い人は交感神経系が過剰に働きやすく、運動による負荷に対してもストレス反応が強く出るためです。しかし、定期的な運動を継続することで、長期的にはHRVが改善される可能性もあります。 [caption id="attachment_4267" align="al……