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HRVでストレスを可視化!企業が導入すべき健康指標
2025年5月16日更新
HRVでストレスを可視化!企業が導入すべき健康指標
心拍数だけではわからない?ストレスの見えないリスク
私たちの心臓は、休むことなく鼓動を打ち続けています。よく使われる「心拍数」は健康状態を示す一つの指標ですが、心拍数だけでは体のストレス状態までは正確に把握できません。
健康経営の現場では、従業員の隠れストレスやパフォーマンス低下の兆候を早期に把握することが求められています。そこで注目されているのが「HRV(心拍変動)」です。
HRV(心拍変動)とは?ストレスと自律神経のバランスを示す重要指標
HRVは、心拍と心拍の間隔のゆらぎ(変動)を測る指標で、自律神経のバランスを数値化することができます。
- 交感神経:ストレス時や緊張時に活性化(心拍数が上がる)
- 副交感神経:リラックス時に活性化(心拍数が下がる)
HRVが高い=神経のバランスが良く、外部ストレスに柔軟に対応できている状態
HRVが低い=ストレスが蓄積している、あるいは副交感神経が機能低下している状態
心拍数との違いと企業が注目すべき理由
たとえ心拍数が正常でも、HRVが低ければ「見えないストレス」にさらされている可能性があります。
大事なプレゼンや業務での緊張状態、介護・教育現場での高ストレス下など、表面化しづらい疲労やメンタル負荷をHRVは捉えることができます。
このため、HRVは以下のような場面で有効です:
- ストレスチェック制度の補完指標として
- 管理職・リーダー層の健康支援
- 長時間労働や精神的負担の高い部署のリスク管理
HRVを活用した健康経営研修のご案内
けんこう総研では、HRVデータを活用したストレスマネジメント研修を提供しています。
人事・総務部門が中心となって健康経営を推進し、従業員の見えないストレスを可視化し、離職防止や生産性向上につなげる内容です。
研修プログラム例:
- HRV測定によるストレスセルフチェックワーク
- 自律神経とメンタルの関係解説(科学的エビデンスに基づく)
- ストレス軽減とパフォーマンス向上の具体的アクション
導入実績:
大手企業・介護施設・教育機関など多数(※事例紹介も可能です)
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けんこう総研代表取締役社長
産業ストレス管理専門家
最終学歴:国立東京大学大学院研究生