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運動嫌い社員のストレス悪化リスクと健康経営の課題 ~ けんこう総研: ストレス管理研修で健康経営

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運動嫌い社員のストレス悪化リスクと健康経営の課題

2025年5月15日更新

運動嫌い社員が抱えるストレスの落とし穴とは?

従業員のウェルビーイング向上や健康経営推進の一環として、「運動習慣の定着」は多くの企業で取り組まれています。
しかし、運動が苦手・嫌いな社員にとっては、運動が逆に心理的ストレスの要因となるリスクもあることをご存じでしょうか?

運動がメンタルに与える正と負の側面

運動のポジティブな効果

数多くの研究により、運動にはストレス軽減やメンタルヘルス改善、レジリエンス強化などの効果が確認されています。
特に、COVID-19パンデミック以降、運動がメンタル維持に寄与したという調査結果も報告されています。

引用研究:
Priscila Marconcin, André O. Werneck, et al., 2022
「COVID-19パンデミック初年度における身体活動とメンタルヘルスの関連性」BMC Public Health volume 22

運動嫌いには逆効果の可能性も

一方で、運動に対して苦手意識を持つ人々では、「やらされ感」や義務感によってストレスが増大する可能性があることも分かっています。
運動がストレス対策として一律に有効とは限らないのです。

引用研究:
Monika Teuber, Danielle Yhr, Gorden Sudeck, 2024
「大学生における運動とストレスの関係に関する縦断研究」BMC Public Health volume 24

従業員ごとの「運動への認知差」に注目を

運動のストレス軽減効果には個人の主観的な受け止め方が大きく関係しています。
運動嫌いの社員に対し、「運動をしなさい」と一律に推奨することが逆効果になることもあるため、認知的アプローチが重要です。

引用研究:
Marcel Lopes Dos Santos, Melissa Urting, Cody A. Stahl, et al., 2020
「大学アスリートにおけるストレスとパフォーマンス」Front. Sports Act. Living, Volume 2

健康経営で求められる“行動変容支援”とは?

従業員の多様な価値観に対応するには、「運動すること」そのものを目標とするのではなく、ストレスに気づき、行動を見直す習慣化支援がカギとなります。
心理的安全性を確保したうえで、行動変容をサポートするプログラムが有効です。

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