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2024年5月23日更新 感情によるストレスのレジリエンス研究Vol.79
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。今日はEmma Childs と Harriet de Wit氏が2022年に書いた「健康な成人は、定期的な運動によって、感情的ストレスの回復力がある」という論文をご紹介します。 [caption id="attachment_3481" align="alignnone" width="600"] 定期的な運動が感情的回復力を高めるという知見は、健康……
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2024年5月22日更新 身体活動によるストレスのプラス効果研究Vo.78
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。今日は「Running from Stress: Neurobiological Mechanisms of Exercise-Induced Stress Resilience(ストレスから逃げろ!運動誘発性ストレス耐性の神経生物学的メカニズム)」についての研究論文をご紹介します。 [caption id="attachment_3468" alig……
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2024年5月21日更新 セリエVsラザルスのストレス研究No.77
リチャード・S・ラザルスのストレス理論は、「ストレス、評価、対処(Stress, Appraisal, and Coping)」として知られています。今回は、ラザルスのストレスの経験を理解するために、3つの主要な要素に焦点を当てたお話しからしていきます。 [caption id="attachment_3459" align="alignnone" width="600"] ストレスを正しく知る……
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2024年5月21日更新 ストレス研究ラザルスの場合No.76
リチャード・S・ラザルスの1966年の著書『Psychological Stress and the Coping Process』は、ストレス反応が個人の事象の評価(認知的評価)に依存することを唱えた重要な研究です。 ラザルスはストレスと対処に関する理論的枠組みを提供しており、特に心理学やストレス研究において重要な位置を占めています。ストレスの認知的評価が個人の心理的および生理的反応にどのよう……
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2024年5月20日更新 ストレスの父セリエ研究メモNo.75
心身についてのストレスを唱えた第一人者、言わばストレスの父であるハンス・セリエ博士博士の論文を一昨日からわかりやすく解説してきました。今日は、ようやく最終回です。 ここでちょっと復習しましょう。 ハンス・セリエが1946年に発表した「一般適応症候群と適応疾患 (The General Adaptation Syndrome and the Diseases of Adaptation)」は、ス……
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2024年5月19日更新 ストレスの基本の「キ」研究メモNo.74
こんにちはけんこう総研のタニカワです。昨日に引き続いて老若男女誰もがしっている言葉「ストレス」についてのお話です。 [caption id="attachment_3431" align="alignnone" width="600"] ストレス反応の第2段階「カラダの抵抗期」でストレスを効果的に管理することがメンタルヘルス不調に陥らない肝です[/caption] ハンス・セリエより前の「……