お知らせ
【講演セミナー】タニカワ久美子の産業ストレス管理
2025年1月14日更新
ストレスマネジメントの重要性
日常業務や対人関係など、多くの要因が重なり合う職場環境では、従業員一人ひとりのストレスレベルが見えにくくなりがちです。
しかし企業として生産性を高め、従業員の健康を守りながら組織を健全に成長させるためには、産業ストレスの予防・対策が不可欠です。
ストレスチェック制度(2015年施行)などの法制度により、企業がストレス管理に取り組む機会は増えましたが、
実際の運用においては
「どこから手をつけたらよいかわからない」「具体的な進め方が分からない」といった声も少なくありません。
そこで、全国各地で産業ストレス管理をテーマに講演活動を行い、研究成果と職場現場を結びつける架け橋となってタニカワ久美子が、
最新の知見と実践事例をもとに、職場ですぐに活かせるエビデンスベースのストレス対策をわかりやすくご紹介します。
あわせて健康経営を進めるうえで役立つ具体的なヒントもたくさんお伝えします。
講演概要:エビデンスに基づくストレス対策の全貌
本講演では、研究機関(東京大学大学院)で産業ストレスを専門に研究し続けるタニカワ久美子が、
学術的根拠に基づいたストレスマネジメント手法を体系的に紹介します。
講演では、以下のポイントを中心にわかりやすくお話ししていきます。
- 産業ストレスの最新動向
- 世界保健機関(WHO)や国内外の学術研究機関が発表する統計や研究結果を参考に、産業ストレスの現状や企業への影響を明らかにします。
- 昨今注目される「ハイパフォーマンスを阻害する要因」としての職場ストレスのメカニズムを解説します。
- ストレス要因の正しい理解と評価
- 職業性ストレス簡易調査票などの評価手法を取り上げ、組織全体のストレス状態を可視化するメリットや活用法を示します。
- ストレス要因が可視化されることで得られる具体的な組織課題の洗い出しと対策の方向づけについてお伝えします。
- エビデンスに基づく予防策と対応策
- 学術的研究から得られた根拠のあるストレス予防策や組織施策をご紹介します。
- メンタルヘルス研修やコーチングプログラム、セルフケア・ラインケアの導入事例も取り上げ、具体的な方法を詳しくご説明します。
- 職場における実践事例の紹介
- 大企業・中小企業を含む多様な業種・職種での導入事例や成果を共有します。
- 成功事例だけでなく、運用上の課題や改善ポイントも併せて解説し、実務担当者の方々が抱える疑問や不安を解消します。
- 今後の展望:持続的な健康経営の確立
- ストレス管理は一度実施して終わりではなく、継続的な評価と改善が求められます。
- 企業風土や組織文化への定着化を図り、より持続的な健康経営の実現に貢献するポイントをお伝えします。
こういった職種の方には、こういう内容で講演をいたします
同じ「ストレス管理」をテーマにしていても、企業内での役割や立場によって課題や悩みは大きく変わります。
職種・役割ごとに具体的な視点やアプローチを変え、より実践しやすい内容へとカスタマイズしてお届けしています。
経営者・人事担当の方へ
- 経営戦略としての健康経営
組織全体のストレス対策をどう施策に落とし込み、従業員満足度や企業ブランド向上へとつなげるかを重点的にお話しします。 - 生産性と組織活力の向上
実践事例を交えながら「ストレス管理=企業成長の鍵」という視点を明確に示し、離職率低減や業績アップへ結びつく取り組みをご紹介します。
産業保健スタッフ・産業医の方へ
- 学術的根拠を活かした産業保健活動
東京大学大学院での研究成果や国内外の最新データを取り入れ、説得力あるストレス対策プログラムを構築するポイントをお伝えします。 - 早期発見と具体的フォローアップ
ストレスチェックや面談などを踏まえ、健康リスクを軽減するための具体的なアセスメント手法や介入方法を詳しく解説します。
管理職・リーダー層の方へ
- ラインケアの最前線
チームメンバーのストレスを早期に把握し、効果的にサポートするための実践的ノウハウを提供します。 - モチベーションを高めるリーダーシップ
部下一人ひとりのコンディションを正しく把握し、組織成果に直結するようマネジメントするための具体策を共有します。
一般社員の方へ
- セルフケアを習慣化する技術
「自分のストレスサインを知る」「対処法を実践する」ためのプロセスを分かりやすくまとめ、日常に取り入れやすいヒントをお伝えします。 - 仕事とプライベート双方に活かせる実践法
職場だけでなく、家庭やプライベートでも応用できるストレスマネジメント術を学ぶことで、より健康的なライフスタイルを築くサポートをします。
講演者タニカワ久美子プロフィール
- 役職:株式会社けんこう総研 代表取締役社長
- 専門分野:産業ストレス研究、健康経営コンサルティング
- 研究実績:東京大学大学院でストレス研究を継続し、企業現場での実践的対策と学術研究を結びつけることで、多くの企業・団体から高い評価を得ています。
- 講演活動:全国各地で産業ストレス管理、メンタルヘルス対策、健康経営推進などをテーマに講演を実施。豊富な実績とわかりやすい解説によって「行動変容につながる講演」として定評があります。
タニカワ久美子は、最新の研究結果や国内外の動向を取り入れながら、産業ストレスを包括的に理解し、職場の現場に即した施策や研修プログラムを提案しています。企業のニーズに合わせて柔軟に構成をアレンジ可能であり、専門用語を噛み砕いて解説するスタイルが好評です。
お申し込み方法と開催情報
本講演にご興味をお持ちの皆さまは、下記のページにアクセスし、詳細情報をご確認のうえお申し込みお願いします。
講演案内ページ
- 開催日時・会場:ご希望に合わせて全国各地での講演が可能です。オンライン講演にも対応しております。
- お問い合わせ先:株式会社けんこう総研(お問い合わせフォームでご連絡ください)
- カスタマイズ対応:業界・職種・企業規模に合わせ、研修時間や講演内容をデザインいたします。
講演の事前ヒアリングでは、「現在の組織課題」や「職場環境上の悩み」を伺いながら、効果的な対策を打ち出せるようにアジェンダを作成いたします。企業の実情に即した提案が可能ですので、お気軽にご相談ください。
研究と実践をつなぐ架け橋として
産業ストレス管理は単なる一時的な対策ではなく、長期的に企業価値を高める重要な経営戦略のひとつです。従業員の心身の健康が組織パフォーマンスに直結し、結果的には企業の競争力強化にもつながります。本講演では、研究成果をもとにした確かな根拠と、数多くの企業現場での実践事例から得たノウハウを融合させ、企業にとって有用なストレス管理の在り方を総合的にご紹介します。
タニカワ久美子自身が、大学院での研究と企業現場での実践活動を両立させながら得た知見を活かして、より良い働き方と健康経営の実現を支援するために、全国を飛び回っております。ストレス管理に課題を感じている企業・組織の皆さまに、本講演を通じて解決の糸口を見出していただければ幸いです。どうぞふるってご参加ください。