健康リーダー応援コラム
オンライン研修ストレッチ付/効果のでる心の健康を実践的に学ぶ
2021年8月26日更新
「立つ」という姿勢は、 誰もが毎日、無意識に行っている身体活動運動です。 ですが、「腰や膝に負担をかけずに正しく立つ」となると、腹筋をつかい、僧帽筋もつかい、立っているだけで汗が噴き出てきます。
実際 私の教えている専門学校の体育授業で生徒さんに正しい立位をさせると、1分間と持ちません。 それほど日常生活で ふだん何げなく行っている動作でも、正しいフォームで行えば、立派な運動量があり、消費カロリーを高め、筋肉を刺激する筋トレにもなるのです。
靴を履いての良い姿勢とは
靴は、男性の靴にも踵がつきものです。 裸足での立ち方比べ、踵の高さによって少しだけ カラダの重心の位置が変わってきます。 裸足の場合は、重心(体重)が、土踏まずのあたりにかかります。 裸足では、男性・女性問わず、踵から43%前後のところを重心が通っていると良い姿勢と測定されます。 いくらか後方に体重がかかり、お臍から垂直線をひいた延長線が、土踏まずの中心よりやや背中よりにくると 正しい位置に骨盤が来ている証拠です。
では、靴を履くと お臍を始点として床までの垂直線は、どこを通ると良いのでしょう。 婦人靴の研究でわかったことは、3㎝ヒールの靴が最も姿勢が美しくみえることが、明らかにされています。言い換えると、男性・女性を問わず、踵の高さが3cmの靴を履くと、裸足のときよりもやや前傾姿勢になるので、 重心がちょうど土踏まずの中央(足の長さの2分の1)の点を通る垂直線になればよいのです。
カラダが前傾になることで、足の運びもスムースになり、ウォーキングが楽になりますね。 立ったときの良い姿勢のまま、足を踏み出せます。
姿勢のゆがみは、体重配分の偏りが原因してる
地面に接する「足の裏」の体重は、踵(かかと): 親指を抜かした足指4本: 親指=3:2:1 の割合が、理想的な美しく見える正しい姿勢です。 姿勢のゆがみはを治すには、まず 足元を見直すことから始めてみましょう。