健康リーダー応援コラム
大きな健康効果を出すのは小さなストレス対処
2021年6月12日更新
こんにちは、けんこう総研のタニカワ久美子です。みなさまは、「疲れたな~」と感じた日の翌日には、ちゃんとリセットできていますか?「今は、疲れたなんて言ってる場合じゃない」「仕事が終わるまで乗り切るしかない」などと自分に言い聞かせて気休めのようなエナジードリンクや、濃いコーヒーで頑張ることが日常化していませんか?仕事だからと、我慢や頑張りを繰り返していると疲労が蓄積して、うつ状態になるリスクが高まっていきます。特にこれからどんどん暑くなる今、感染と共にメンタルヘルス不調者が続出しています。ご自分では気づきにくい疲労回復について、皆さまにもっと知っていただきたく今日はお話させていただきます。
「だるい!」「動きたくない!」が口癖になっていませんか?
仕事ではお給料のため?!にしょうがないから頑張る。頑張るからその反動で、オフになると体力と気力の温存のため、ひたすらダラダラなんてことになっていませんか?残念ながら、家でゴロゴロしてるのは疲れとりどころか、疲れを余計に冗長させているだけなんです。的確なタイミングで、軽い運動と栄養補給をすることで、心身の疲労は回復します。でも疲れている時に、運動なんて疲れるし、運動がいいのはわかっているけど、もともと運動嫌いだしやりたくない!と貴殿の心の声が叫んでいますよね。私には痛いほどわかります。だって私も運動自体は、嫌いです。運動を開始するまでの腰の重いことと言ったらないです。ああ、やだなあ~と、いろいろ自分に正当な言い訳を考えて「今日はやめよう」ってなるのは、至極まっとうな感情です。そこで、悪魔のささやきに打ち勝つ「疲労回復術」をタニカワは考えました。頑張らない軽い運動と健康効果の高い栄養の2本立てです。
だるい!動きたくない!その重い腰を解消させてやる気スイッチを入れるには
家でのダラダラモードは、仕事の生産性にも影響を及ぼします。特に、テレワーク・リモートワーク・在宅勤務の方は、年中無休24時間営業のような、開店休業のようなメリハリのない1日になっていないでしょうか?
家事、炊事、育児をやりながら仕事をこなす。夜はスマホで動画をみながら仕事をするなんてことになっていると、いつが休みなのか、勤務中なのかわからない状態のため心身も落ち着く暇がりません。身体を動かしていないのに疲れている。疲れていないのにやる気が起きない。そんな方に、「運動しなさい!」なんて酷な話というものです。
新型コロナウイルスにより、働き方が大きく変わって、なおかつ、蒸し暑い夏とダブルパンチ。誰でも、心身の状態はマイナス状態にあると思います。そんな今だからこそオススメしたいのが、身体とメンタルをスタート地点にもっていくブレイク・ワークアウト運動です。
ブレイク・ワークアウト運動で脳が目覚めてメリハリ生活
ジョギングだの、筋トレだのは頭から外しましょう。まずは頭をからっぽにして、仰向けにだら~~~んと寝ころびましょう。
1.両ひざを立てます
2.両足は腰幅に開きます
3.両手は手のひらを天井に向けて体側におきます。その時、両腕は体側にくっつけないで離しましょう。
4.両ひざを左右にユラユラ動かします。これは、股関節のストレッチです。ねっ簡単でしょう。コツは、胸の位置をできるだけ動かさないように行うことです。30秒間もやればじゅうぶんです。
股関節を左右に動かす動作は、解剖学的に言うと、身体を縦の中心線で左右に分けた「矢状面」に沿った動作を行っています。
5.次に、諒に座を左右交互にぱ他と倒して床につけます。これは股関節の回旋動作のストレッチです。解剖学的には、床と並行面で身体を上下に分けている「横断面」に沿った動作を行っています。
6.30秒間続けましょう。続けているうちに心身がすこしアクティブになっていると思います。
7.3つ目の最後のストレッチです。両ひざをたてて、そのままお尻を引き上げ下ろします。この動きを30秒間繰り返しましょう。
疲れているな、やる気が起きないとき、今回ご紹介したストレッチを、ゆっくりと行ってみてください。股関節を丁寧にストレッチすることで、血流を促します。
ここ数日で、季節はすっかり秋へと移行しました。寒くもなく暑くもなく、湿気もなく過ごしやすい季節到来です。晴天の日は、仕事の合間に窓際にたって、窓を開けてその場足踏みを5分間するだけで、身体が緊張状態からリラックス状態にかわり、脳はシャキッとします。吸って、吐いて、吸って、吐いて・・・。 今日も健やかにお過ごしください。