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健康リーダー応援コラム

慢性的な肩こり・腰痛に効く!タニカワ久美子のストレスケア法

2024年11月20日更新

こんにちは、けんこう総研のタニカワ久美子です。
多くの社会人の皆さまが、肩こりや腰痛に悩まされています。私自身、社会人になってからクラシックバレエを学び、多くのダンサーの怪我や故障を見てきました。その経験を活かし、心と体のコンディションを整える独自の「タニカワメソッド」を考案しました。今日は、頑張りすぎずに最大限の効果を得られるストレスケア法をご紹介します。このブログを読んで、心身を楽にするヒントを見つかればうれいいです。

講演参加者実技

慢性的な肩こりや腰痛に悩む方へ。けんこう総研代表・タニカワ久美子が提案する、頑張らずにできる独自のストレスケア法を紹介します。筋膜や軟部組織をセルフマッサージやストレッチでほぐし、血流を促進する方法で、心と体をリラックス。痛みのメカニズムや癒着の原因を理解し、健康な体へと導くヒントをお届けします

身体のアラーム機能とは?

私たちの体には、自動車やスマートウォッチのように「アラーム機能」が備わっています。この機能は、体の中で何か異常があると警告を発するシステムです。その鍵を握るのがホメオスタシス(恒常性)です。ホメオスタシスは、体内の状態を一定に保つために働いています。例えば、体の状態が不調に傾くと、疲労感や痛みなどの信号として「アラーム」が鳴り始めます。これは、「早く対処して!」という体からのメッセージなのです。
肩こりや腰痛が慢性化すると、このアラームが鳴りっぱなしになります。さらに、痛みを感じ続けることで筋肉が緊張し、血流が悪化する一方です。これを放置せずに適切なケアを行うことが重要です。

なぜストレスケアが必要なのか?

肩こりや腰痛の原因は、体の一部にストレスや疲労が集中し、筋肉や軟部組織が硬直することです。この状態になると、周囲の毛細血管が圧迫され、血流が悪化します。血流不足により、酸素や栄養素が必要な部位に届かなくなり、老廃物や疲労物質が蓄積します。これがさらなる痛みや不快感を引き起こし、ホメオスタシスが乱れます。すると、体は「異常事態!」と痛みを信号として発信します。痛みを長時間感じていると、筋肉はさらに緊張し、悪循環が始まるのです。この悪循環を断ち切るために必要なのがストレスケアです。筋肉をほぐし、血流を改善することで、体の警告サインを和らげることができます。

タニカワメソッドのストレスケアとは?

タニカワメソッドのストレスケア法では、単に筋肉だけでなく、筋膜、腱、靭帯、関節包といった骨以外の軟部組織にもアプローチします。これらの組織に物理的なストレスが加わると、癒着が生じることがあります。癒着とは、組織内にねじれが起きて動きが制限されたり、隣り合う組織がくっついてしまう状態を指します。典型例としては40肩や50肩が挙げられます。
軟部組織が癒着すると、筋肉と筋膜が互いに引っ張り合い、動きが制限されます。その結果、痛みやコリが強くなり、不自然な姿勢や動作が増えます。この癒着を改善しないと、体はますます負担を抱えることになります。

筋膜と筋肉の違い

筋肉と筋膜はどちらもタンパク質から構成されていますが、その成分は異なります。筋肉は、アクチンとミオシンという伸縮性の高いタンパク質でできています。一方、筋膜はコラーゲンとエラスチンという繊維状のタンパク質でできています。この違いを理解することで、ストレスケアの効果を最大限に引き出せます。筋肉や筋膜に硬いしこりができると、その部分を刺激することで痛みが発生します。さらに、このしこりが関連する他の部位に痛みを広げることがあり、これをトリガーポイントと呼びます。

タニカワメソッドで癒着を解消する方法

トリガーポイントや癒着は、レントゲンやMRIでは見つけにくいため、症状が慢性化しやすいのが特徴です。タニカワメソッドでは、自分で行えるストレッチやマッサージを取り入れることで、この癒着を解消していきます。
例えば、軽い圧をかけて筋膜を伸ばすようなセルフマッサージや、無理なく行えるストレッチが効果的です。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、血流が促進されます。重要なのは、「頑張りすぎないこと」です。痛みがあるときに無理をすると、体がさらに緊張し、逆効果になることがあります。優しく、ゆっくりと体にアプローチすることが大切です。

ストレスケアの第一歩を踏み出しましょう

慢性的な肩こりや腰痛を抱える人にとって、タニカワメソッドは「自分でできるケア」を提案しています大事なのは、痛みを無視せず、適切にケアを行うこと。心と体に優しいケアを習慣にすることで、健康な体を取り戻し、毎日をもっと楽しく過ごせるようになります。このブログが、その第一歩になれば幸いです。

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