健康リーダー応援コラム
ストレスケアに特化したメンタルヘルス研修をする理由は●●だから
2021年5月21日更新
「タニカワ先生、先日のストレスのお話、とても面白かったです。ものすごい刺激でした!」── 不定期で開催している、産業保健従事者仲間のための内輪の勉強会でのご感想の言葉です。
毎回、いろいろな話題を提供しています。ストレスマネジメトの最新情報や健康情報はもちろん、WEBやIT、さらには今話題の「残念な生き物」といった変わったテーマについても…。
ストレスとは何かを分析して、適度に解消すれば済む程度にお考えになっている方もいるかもしれませんが、健康経営として考えれば、当然、説得力のある健康人にならなくては、指導や対話など、到底できるはずがありません。
であれば、私の専門領域はもちろんのこと、経営的な視点や観点についても幅を広げていかなければなりません。だからこそ、幅広い生産性の知識や見解、なかでも会社の一翼である産業保健従事者の方々に身に着けておくべきものについて、けんこう総研ではコンサルティングの一環として、支援を続けています。
企業として事業を成長させたいという思いと等しく、社員の健康を願うことは当然のことでしょう。
しかし、この「健康は二の次」という思いが強すぎて、健康であることを軽視しがちです。
もちろん、ライフワークバランスと言うように仕事もバランスが大事なことは言うまでもありません。しかし、頑張れるからといって頑張りすぎて「リスク」と背中合わせで今年はがむしゃらに頑張ってきた社長さんが大勢いらっしゃいました。いいえ、今も。
だからこそ、リスクを最小限にとどめるためのスキルをつけることが大切です。
コロナ禍で、今年を輝ける年にできるかどうかは、まさに自分がどれだけ「リスクマネジメントとしてのストレス対応法」を知っているか、そして対処できるかにあると言えるでしょう。