ストレス研究memo
運動とストレスの関係についての研究Vol.81
2024年5月28日更新
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。今日は「運動には、時間の認識を変える可能性がある」と言うおもしろい研究論文があるのでご紹介します。
この研究では、「運動をしている時は、時間の認識はいつもと違う」と言ってます。特に、運動中や運動後の時間の感じ方に大きな影響を与えることが明らかになりました。
運動したくないのに強制的にさせられている時とかではなくですよ!不思議ですね。
調査方法
この研究での調査方法は、参加者に運動を行わせた後、運動が人々の時間の感覚にどのように影響を与えるかを調査しました。特に、運動中や運動後に時間がどのように感じられるかに焦点を当てています。実験では、参加者に一定の運動を行わせ、その後の時間の経過の感じ方を評価しました。
わかったこと
その結果、運動をすることで、時間がより速く過ぎるように感じる傾向があることがわかりました。これは、運動が脳の認知機能に影響を与え、注意力や集中力が向上するためと考えられています。また、運動はエンドルフィンの分泌を促し、気分を高揚させるため、時間の感覚にも変化をもたらします。
この研究は、運動が身体的な健康だけでなく、精神的な健康や認知機能にも深い影響を与えることを示しています。この研究結果から、日常生活でも運動の重要性を再認識させられますね。
実用的な応用
この結果からストレス管理や時間管理にも、運動を仕事や日常生活に上手に取り入れえることで生産性向上といったメリットを生み出すことがわかりました。忙しい日々の中でも、隙間時間にでもよいので運動を取り入れることで、効率的な活動ができるようになってきます。また、ストレスを軽減し、よりポジティブな視点で日々の活動に取り組む助けにもなります。
出典
Victoria Forster(2024) :Exercise Changes Perception Of Time, Says New Study”, Forbes,
ビクトリア・フォースター(癌研究の科学者)論文「 運動は時間の認識を変える」
この研究は、運動が身体的な健康だけでなく、精神的な健康や認知機能にも深い影響を与えることを示した貴重な論文です。日常生活にも運動を取り入れることの重要性を再認識いただけたでしょうか。