「心」「カラダ」を支えるけんこう総研ストレスマネジメント 株式会社けんこう総研 - 運動と栄養指導による健康セミナー・健康経営コンサルティング

コラムColumn

/ HOME / コラム / 心が軽くなる!科学的エビデンスに基づくサプリ活用術 /

タニカワ久美子の講演スピーチ

心が軽くなる!科学的エビデンスに基づくサプリ活用術

2025年1月20日更新

こんにちは。けんこう総研代表・研修講師のタニカワ久美子です。
今日は、私が日頃から「ストレスケア研修」の中でも多くの方にリクエストをいただく“サプリメント”についてご紹介します。

けんこう総研タニカワ久美子講師

科学的エビデンスに基づくストレスケアとサプリの選び方を、けんこう総研代表・タニカワ久美子がやさしく解説。基本は食事と運動、サプリは補助として取り入れるコツを紹介し、心の疲れを和らげる最新情報をお届けします。研修セミナーでより実践的なアプローチを学びましょう。

不安や落ち込みを防ぐストレスケア【サプリ編】

みなさんの中には「メンタルは安定しているから大丈夫!」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、気分が落ち込んでいないときにはサプリメントの必要性を感じにくいものですよね。
しかし実は、日々の生活や仕事がストレスでいっぱいになると、少しのきっかけで気分が沈んだり、やる気を失ってしまったりすることがありませんか?
それには、科学的エビデンスに基づくサプリメントを上手に取り入れることで、そうした心の不調を予防・緩和できる可能性があるのです。

ただし、最初に強調しておきたいのは、「サプリメントはあくまでも補助的な存在」ということ。
基本は「食事」と「運動」で土台をしっかり整えたうえで、不足しがちな栄養素を補うためにサプリを活用してください。

緊張や、落ち込む気分を和らげるのに使えるサポート剤

そして、ご紹介するのは“うつの治療薬”ではありません。
落ち込んだ気分を少しでもやわらげる「サポート」のためのサプリについてご紹介します。
お薬と違って自由度は高いものの、合う・合わないが個人差として存在しますので、必ず自己判断だけでなく専門家のアドバイスも取り入れつつ検討してください。

1. 青魚の油(オメガ3)とその摂り方

青魚の油であるオメガ3系脂肪酸(EPA・DHAなど)は、脳や心の健康に良い影響をもたらす

と注目されています。

オメガ3系脂肪酸は、血流の改善や炎症の抑制など、多方面の研究で期待が寄せられている栄養素です。
しかしポイントとして、サプリで摂るよりもサバやイワシなどの青魚を食べるほうが、より効率的な栄養補給ができます。

サプリ製造の過程では、酸化が進みますし、魚に含まれるほかの栄養素との相乗効果が食事にはあるからやはり食事でとりたいものです。
もしサプリで摂りたい場合は、製造工程がしっかり管理されている商品を選んでください。
また、1日に摂取する量も過剰にならないよう、目安を守って使いましょう。

2. 亜鉛の重要性と注意点

亜鉛は、私たちの脳の認知機能や精神状態の維持に関わる重要なミネラルのひとつです。
亜鉛が不足すると脳の働きが低下し、うつ状態になりやすい可能性があるという研究報告もあります。
しかし、亜鉛は「不足してもよくないし、過剰摂取も問題」とされる難しい栄養素です。
1日に25mgを超えないようにするのが基本的な目安といわれており、過剰になりすぎると逆に健康を損ねる恐れがあります。

さらに、カルシウムやマグネシウムと同時に摂ると亜鉛の吸収効率が下がってしまうケースも指摘されています。食事で自然に摂る場合はそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、サプリとして補うときはタイミングや組み合わせを検討することが大切です。

3. Sアデノシルメチオニン(SAMe)とクレアチン

Sアデノシルメチオニン、通称「SAMe(サミー)」は、ホルモンや核酸の合成に関わり、抗うつ剤にも使われることがある成分として知られています。
ただし、日本ではまだ一般的ではないため、摂取に当たっては入手ルートや品質管理に注意が必要です。サプリとして輸入品を選ぶ場合は、安全性や用量をよく確認してください。

一方、SAMeの代用として研究されているのが「クレアチン」です。
クレアチンは、運動パフォーマンス向上サプリとして耳にする方も多いかもしれませんが、1日2〜5g程度を目安に摂取すると精神面にもプラスの影響をもたらす可能性が指摘されています。
とはいえ、どちらも専門家による研究段階の情報でもあり、すべての人に効果があるわけではありません。
あくまでも、日々の栄養不足を補う“サポート役”としての位置づけにとどめ、食事と運動をしっかり基本に置くことを忘れないでくださいね。

4. 科学が見つけた「疲れた脳」を回復させる方法の一部

ストレスまみれの脳にとって、最も大切なのは十分な休息とバランスのとれた栄養、そして適度な運動です。
科学研究で示唆されている「脳を休ませる」取り組みとしては、睡眠の質を高めることや、自然に触れる散歩、軽いジョギングが一番効果が高い方法です。

しつこいですが、サプリメントはあくまで“ちょっと足りないところ”を補うための存在。
日常的にストレスを感じる場面が多い方は、こうした生活習慣の改善+サプリというアプローチで、気分の落ち込みを予防して、ストレスを軽減させましょう。

けんこう総研の研修で手に入る「実践的なストレスケア」

ここまで読んで、「サプリの選び方や使い方をもう少し詳しく知りたい」と思われた方も多いのではないでしょうか?
管理栄養士でもあるタニカワがご提供している研修プログラムでは、科学的エビデンスに基づいたストレスケア手法を、分かりやすく・実践しやすい形でお伝えしています。
単にサプリの情報だけでなく、日々の習慣で取り入れられる運動や食事の工夫、休息のとり方など、総合的にメンタルヘルスをサポートする内容をご用意しています。

とくに代表タニカワ久美子は大学院でストレス研究を重ねており、科学的な根拠をもとにした“正確で信頼性の高い情報”をお伝えすることを大切にしています。
他社のメンタルヘルスケアサービスとは一線を画す「科学的根拠に基づく研修」で、多くの企業様から高い評価をいただいてまいりました。

研修セミナーへ参加してみませんか?

もしご興味をお持ちいただけましたら、まずはけんこう総研のセミナーから体験してみてください。
一度受講いただくだけでも、ストレスに対する認識や取り組み方がガラリと変わるはずです。
サプリメントの活用方法だけでなく、どんな食事が効果的なのか、忙しい中でも続けられる運動は何か、さらに職場でのコミュニケーションが心身に与える影響など、幅広い観点から「自分を守る」方法をお伝えしています。

けんこう総研は、ストレスに悩む方々のお役に立ちたいという想いで長くつづけています。
専門家としての知識はもちろん、受講される方々の心を軽くする“優しさ”も大切にしながら研修を行っています。
今まさにお仕事やプライベートで疲弊している方は、実践的なストレスケアを学ぶことで、長期的に見ても大きなメリットを得られるはずです。
皆さまと一緒に、健やかで前向きな毎日を作り上げていければ幸いです。

ストレスを抱えながらも仕事を辞めるわけにはいかないという方こそ、科学的知見を活かした正しいケアで脳をリセットし、健やかに生きることは可能です。
私、タニカワ久美子の研修・セミナーで、最新の研究に基づいたストレスケアの秘訣を体感してみてくださいね。
お会いできるのを楽しみにしております。

夜間・土日祝の無料相談も随時受け付けております。
まずはお気軽にお問い合わせください。