タニカワ久美子の講演スピーチ
講演:心と体のSOSを見逃すな!働き方改革とメンタルヘルス
2024年6月4日更新
けんこう総研のタニカワ久美子の講演は健康観関するさまざまな切り口で構成されています。
今日は、最近ご好評をいただいている講演テーマの一つ「心と体のSOSを見逃すな!働き方改革とメンタルヘルス」の概要についてご紹介します。
講演の概要
現代社会において、長時間労働は避けられない現実となっています。しかし、その背後には心と体の健康リスクが潜んでいます。この講演では、皆様が自身の健康と安全を守るための知識と具体的な対策をお伝えします。働き方改革とメンタルヘルスの重要性を理解し、実践することで、より健康的で持続可能な労働環境を築くことができます。
講師タニカワ久美子の自己紹介
けんこう総研代表取締役社長のタニカワ久美子です。私は社員の健康とメンタルヘルスケアを専門とし、企業の健康経営をサポートしています。また、2022年から東京大学大学院情報学環の研究生として、ストレスに関連する様々な働き方環境について研究を行っています。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科にて健康スポーツマネジメントの修士号を取得し、管理栄養士としての資格も保持しています。けんこう総研は、特定保健指導機関としてメタボリックシンドローム診断者の減量支援を行っており、多くの方々の健康維持に寄与しています。
これまでに「NHKクローズアップ現代~社会を変える女性起業家~」など、メディアにも多数出演しています。著書『職場のメンタルヘルスケアと実践』(講談社)は大学や専門学校の教科書として広く利用されています。
講演では、皆様が健康で安全な職場環境を築くための具体的な方法や最新の知見をお伝えいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
講演の主なポイント
1.長時間労働が心身に与える影響
長時間の労働は、私たちの心と体にどのような影響を及ぼすのかを明らかにします。心理的ストレスの症状や身体的な問題について具体的な事例とデータを交えながら解説します。自分自身や同僚の健康状態に気を配ることがいかに重要かを理解することができます。
・心理的ストレスの症状(不安、抑うつ、燃え尽き症候群など)
・身体的影響(心血管疾患、消化器系の問題、睡眠障害など)
・事例紹介
2.働き方改革の重要性と実践法
働き方改革とは単なる流行ではなく、持続可能な労働環境を作るための重要な取り組みです。労働時間の管理や柔軟な働き方の導入方法、そしてそれがどのようにメンタルヘルスに寄与するのかを具体的な成功事例を交えながら紹介します。
・労働時間の管理と柔軟な働き方の導入
・リモートワークやフレックスタイム制の効果
・成功事例の紹介(国内外の企業)
3.メンタルヘルスの重要性とケア方法
ストレスマネジメントの技術や社内でのサポート体制の構築方法について学びます。日常的に実践できるリラクゼーションテクニックやマインドフルネス、フィットネス活動など、心の健康を守るための具体的な方法をお伝えします。
・ストレスマネジメントの技術とその応用
・社内でのサポート体制の構築方法(メンタルヘルスの専門家の導入、相談窓口の設置など)
・社員の自主的なケア方法(リラクゼーションテクニック、マインドフルネス、フィットネス活動)
4.安全で健康的な職場環境の構築
安全で健康的な職場環境を作るための基本的な考え方と具体的な対策を紹介します。職場の物理的環境の改善や社員の健康意識を高めるための教育と啓発活動についても触れ、全員が安心して働ける環境作りを目指します。
・職場の安全衛生管理の基本原則
・物理的な作業環境の改善(照明、騒音対策、エルゴノミクスなど)
・社員の健康意識を高めるための教育と啓発活動
5.Q&Aセッション
最後に、皆さんからの質問を受け付け、具体的な疑問や不安に答えます。実践的なアドバイスやサポート情報を提供し、今後の働き方や健康管理に役立てていただきます。
この講演を通じて、皆さんが心と体のSOSを見逃さず、働き方改革を実践し、健康的な労働環境を築くための具体的なステップを学べることを期待しています。一緒に、より健康で安全な職場を目指しましょう。