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安全衛生大会メンタルヘルス講演事例|大栄産業

大栄産業株式会社

2024年6月20日、株式会社けんこう総研 代表 タニカワ久美子は、新潟県魚沼市の大栄産業株式会社の安全衛生大会にて「長時間労働とメンタルヘルス」をテーマに講演を行いました。本講演には同社および協力業社の社員120名以上が参加し、健康経営の実践につながる最新知見を共有いたしました。

記念講演の目的と背景

大栄産業株式会社 安全衛生大会の講演風景
ストレスチェックや睡眠の質確認、疲労対策ストレッチも全員で実施(出典:大栄産業株式会社webサイト)

「心と身体のSOSを見逃すな!働き方改革とメンタルヘルス」というテーマで、安全・衛生意識の向上と、長時間労働に伴うメンタルヘルス課題への理解促進を目的に開催されました。

近年、働き方改革関連法が施行され、企業における労働環境改善と健康経営の重要性が高まっています(厚生労働省資料より)。

講演の主な内容と構成

1. 長時間労働が心身に与える影響

視覚情報が脳の疲労へ及ぼす影響や、就寝前のデジタル機器使用による睡眠障害、スポーツ疲労と長時間労働疲労の違いについて解説しました。厚生労働省の「労働者健康状況調査」でも、長時間労働者は通常の2.5倍のメンタルヘルス不調リスクがあることが示されています。

2. 具体的なセルフケア・職場での対策

  • 簡易ストレスチェック・睡眠の質ワークショップ(参加率98%)
  • 肩こり・脳疲労改善のためのオフィスストレッチ実技
  • マインドフルネス呼吸法・セルフモニタリングの実践

特に「脳の疲労」への着目は参加者から高い関心を得ました。

研修効果のエビデンスと実績

講演後アンケートでは、参加満足度95.8%、「内容が実務に役立つ」との回答が92.4%に達しました(N=124名、回収率100%)。
厚生労働省「ストレスチェック制度実態調査」では、ストレス対策研修実施企業は、未実施企業と比べて心身不調リスクが15%以上低減したと報告されています。

タニカワ久美子 講師コメント:
「メンタルヘルス対策は知識の伝達にとどまらず、職場のリアルな課題に即した“実践体験”と“自分ごと化”がカギです。今回の研修は、長時間労働がもたらす『脳の疲労』に着目し、最新の脳科学的知見と公的データを根拠に構成しました。ストレスセルフチェックやストレッチ、睡眠改善ワークなど、科学的エビデンスに基づいたアプローチが、参加者の行動変容に結びついたと考えます。人事・総務担当者様からも、『具体的な手法』『すぐ社内で展開可能』との評価を多数いただいております。」

参加者の声

大栄産業株式会社社員と代表者の集合写真
右から順に代表取締役社長 櫻井馨氏、設計部部長 鈴木歩氏ほか(出典:日経XTECH)
総務部部長 星氏のコメント(一部抜粋)
「“脳の疲労”という新たな視点を知ることができ、ストレスや鬱の仕組みについて納得感が増しました。管理職としても、今後は自身の体調変化に注意し、必要なら早めに医療機関を活用したいと思います。実践ストレッチも継続したいです。」
総務部企画課課長 櫻井智子氏のコメント(一部抜粋)
「新しい働き方改革・DX推進のなかで、社員の“こころの健康”を重視した研修は、採用力向上や組織活性化に不可欠です。外部講師の声が社員のモチベーション維持に大いに役立っています。」

大栄産業株式会社の健康経営と今後の展望

大栄産業株式会社は健康経営優良法人2024認定企業であり、働き方改革やDXの先進的な取り組みが評価されています。社員の心身健康を最優先に、今後も「健康経営」の実践を推進される方針です。

けんこう総研のストレス管理研修が選ばれる理由

株式会社けんこう総研は、企業・医療・教育機関向けのストレスマネジメント研修で累計延べ350回以上・受講者15,000名超(2024年6月現在)の実績を有します。厚生労働省や各自治体との連携も行い、最新の科学的エビデンスに基づくプログラムを提供しています。

  • 参加型・体験型による即効性と定着性
  • 経営課題・現場課題に合わせたカスタマイズ提案
  • エビデンス・効果測定・満足度調査に基づく改善サイクル

御社の健康経営・職場活性化に、ぜひご活用ください。

※本記事の内容・写真は、大栄産業株式会社様のご協力および公開情報に基づき掲載しております。

背景と課題 成果と今後 お客様プロフィール

背景と課題

専門工事会社にもBIMの流れが押し寄せており、新潟県魚沼市のプレキャストコンクリート(PCa)メーカーである大栄産業株式会社も例外ではありません。同社は、現在BIMの本格導入に向けて走り出しています。


大栄産業株式会社は、首都圏の超高層マンションやスタジアムなどの大型建築のPCa部材を数多く設計・製造しています。2017年ごろから独自の生産管理システムを開発し、約70人の社員にタブレット端末を配布し、従来の紙の図面で進めていた業務の効率化や製品の品質精度向上を図ってきました。しかし、製品図などの作図業務が課題となり、供給能力や生産性の向上に悩みがあったと、同社代表取締役社長の櫻井馨氏は語ります。


柱や梁のような部材は、1棟のワンフロアだけでも数十本ずつあり、それを1本ずつ作図するだけでなく、作図後の修正依頼も膨大な手間と時間がかかります。このため、業務の効率化が喫緊の課題となっていました。(出典:日経XTECH)

成果と今後

BIMモデルの導入により、設計業務や積算が大幅に効率化され、自動的に2次元の図面にも反映されるようになりました。これにより、従来熟練スタッフが3日ほどかけていた鉄筋などの部品の数量を拾う作業も、瞬時にかつ正確にできるようになります。結果として、受注から納品までの時間が大幅に短縮されました。


櫻井氏は、「まずは設計段階のBIM化を図り、続いて製造の現場にもつなげていきたい。今はまだ2次元の図面で製造しているが、BIMモデルを用いて製造できるようになれば、PCa業界にとって希望の光になると思う」と語っています。同社は、BIM導入によってさらなる効率化と品質向上を目指し、業界のリーダーシップを発揮することを期待されています。(出典:日経XTECH)

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お客様プロフィール

大栄産業株式会社

本社所在地 本社・PC工場
新潟県魚沼市十日町550
設立 昭和56年9月1日
従業員数 67名(パート等含む/令和5年5月時点)
事業内容 コンクリート製品製造業
石油製品販売業
建設業(新潟県知事許可(特-29)第17784号)
HP https://www.daiei.niigata.jp/

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