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健康リーダー応援コラム

第40回日本ストレス学会学術総会にてタニカワ久美子が発表します!

2024年11月1日更新

こんにちは けんこう総研代表のタニカワ久美子です。
明日から2日間、第40回日本ストレス学会学術総会が開催され、全国の専門職の皆さまとお会いできることを楽しみにしています。私の発表は「運動習慣の有無が生理的・心理的ストレス反応に与える影響」というテーマで行います。デスクワーカーを対象に、ウエアラブルデバイスを用いたストレス反応の調査を通じ、運動習慣がストレス軽減にどのように役立つかについて検証しました。

メンタルヘルス予防研修プログラム

けんこう総研のタニカワ久美子が「第40回日本ストレス学会学術総会」に登壇し、ウエアラブルデバイスを使った運動習慣とストレス反応の関係を発表。運動がデスクワーカーのストレス軽減にどう寄与するかを検証し、メンタルヘルス向上へのデバイス活用法も紹介。労働者の健康維持に役立つ内容です。

発表テーマの背景と目的

運動はストレス軽減に効果的とされていますが、強制的な運動は逆にストレスを増大させるリスクもでてきます。そこで本研究では、運動習慣のあるグループとないグループで、生理的および心理的ストレス反応に違いがあるかを確認しました。デバイスを装着し、心拍変動(HRV)やストレスレベルの測定を行い、心理的ストレスを評価する「顕在性不安検査」も実施。結果、運動習慣のある方はストレス反応が低く、健康管理の一環として運動の有用性が再確認までをパパッとお話しします。

他の注目シンポジウム

個人的に楽しみにしているのは、九州大学の荒川豊先生のシンポジウムです。荒川先生はウェアラブルデバイスを用いて、企業労働者のストレスを1か月間にわたって継続測定する研究を発表される予定です。年1回のストレスチェックでは得られないデータをもとに、より適切なストレス管理が期待されるからです。

ストレスマネジメントにおけるデジタル技術の活用

さらに、東京大学の櫻谷あすか先生と今村幸太郎先生による「デジタルデバイスを用いた職場でのメンタルヘルス介入」も見どころです。COVID-19流行下でのインターネットを利用した認知行動療法(iCBT)やマインドフルネス技法を取り入れた労働者向けのメンタルヘルス介入が、心理的ストレス反応を改善することが期待されているのでワクワクします。

この学会での研究発表が、企業のストレス管理や健康維持に役立つ情報として広まることを願っています。ご興味のある方は、ぜひ当日会場にいらしてください。
当日は新しい知見を得るため、皆さまと直接お会いして、お話しできることを楽しみにしています。
このような先進的なストレス管理とメンタルヘルスの情報は、けんこう総研のブログでも、どんどんご紹介していきます。日曜午後の発表後も、是非チェックしてみてください。

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